更年期に差しかかる女性が抱える心身の不調や不安に対し、
従来の「ホルモンバランスの乱れ」だけでは説明しきれない背景に着目!
栄養と生活習慣という視点から根本的な対策を提案する新しいアプローチの書籍です。
「年のせい」で終わらせない。 「食べ方」を変えるとラクになる!
疲労感、イライラ、眠れない……。
多くの女性が抱える更年期のつらいお悩みですが、
その症状には大きな「個人差」があり、ホルモンバランスの変化だけでは説明しきれません。
その違いを生む要因は、体質や生活習慣、そして“栄養不足”です。
女性はホルモンの影響を受けやすいため、栄養の乱れが不調に直結しやすいといわれています。
「年齢のせいだから仕方ない」という誤解を解き、栄養状態と生活習慣で根本的な対策を。
今の不調を和らげ、その後の人生を健康的に生きるために、
すべての世代の女性に届けたい新しい“更年期ケア”の一冊です。
更年期 : 医学的には「閉経」の前後あわせて10年間。
45~55歳くらいがひとつの目安。
※ 30代後半から40代前半で症状が出てくる人も。「プレ更年期」。
更年期の症状は、
単に年齢によるホルモンの変化だけでなく、
個々の体質や生活習慣によって大きく異なります。
年間およそ5万人の患者を診察してきた著者が、
医師の科学的知見をもとに、ホルモンに依存しない多角的な対策を紹介。
食生活やサプリメントの活用といった実践的なセルフケアを通じて、
不調を和らげるだけでなく、その後の人生を健康的に生きるための土台を築くことを目指しています。
また、「当たり前のことだから仕方がない」という一般的な更年期に対する誤解を解き、
ホルモン以外の要因、特に栄養や生活習慣が
症状に与える影響を明確に示している点も本書の大きな特長です。
単なる知識の提供にとどまらず、日常に取り入れやすい栄養中心のセルフケア法を豊富に紹介しており、
誰でも実践できるよう工夫されています。更年期を「不調の時期」としてではなく、
自分の体と向き合い、これからの人生をより充実させるための転機ととらえる視点を持つことで、
女性がより前向きに人生を歩んでいくための手助けとなる一冊です!
■目次
・第1章 更年期を正しく知ろう
・第2章 更年期に負けない食習慣
・第3章 ホルモンを味方につける! 不調を防ぐ栄養素
・第4章 今すぐ実践! 更年期を乗り越えるための「食べ方」
・第5章 快適な更年期を過ごすための習慣
■著者 梶尚志(かじ・たかし)
梶の木内科医院院長(岐阜県可児市)、七夕医院名古屋院総院長(愛知県名古屋市)、医学博士
1964年、富山県生まれ。富山医科薬科大学(現・富山大学)医学部医学科卒業。
総合内科専門医、腎臓専門医として年間約5万人の患者を診察する中で、
通常の診察では解決できない「体の不調」に栄養学的なアプローチから治療と生活指導を行い、改善に導いている。
著書に『え、私って、栄養失調だったの?』 『え、うちの子って、栄養失調だったの?』(共にみらいパブリッシング)がある。