サボテンを道先案内人に
エキサイティングな知の旅へ、いざ出発!
日本で唯一のサボテン学者である著者が、
その驚異のしくみを解き明かし、
CO2削減など温暖化防止効果や食料の可能性といった、
“地球の救世主”の面もクローズアップする。
さらに、文化・社会・技術・信仰の交差点を行き交う多義性を描出し、生物の存在について思索する。
サボテンのワンダーワールドをあざやかに描く一冊!
<目次>
第1章 「センス・オブ・ワンダー」を探して
第2章 サボテンの聖地、メキシコへ
第3章 サボテンの驚異の生態
第4章 サボテンは救世主——食料可能性、地球温暖化防止
第5章 サボテンをどう学ぶ?——大学研究室から
第6章 人はなぜサボテンに惹かれるのか?