【内容紹介】
◆「定年後」には“その後”があった。
◆名刺を失い、キャリアが完全に過去のものとなった後、本当に大切になるものとは?
◆大反響記事の詳細内容を明かす「完全版」。新・人生100年の教科書!
■25万部超のベストセラー『定年後』から8年
□「定年後」は10年で終わる!?
■著者自身が70代になって知った真実
□「後半生」を考え始めたすべての人の「新しい教科書」
老後には、実は「定年後」と「定年後、その後」がある。
60代はまだ現役の匂いを身にまとい、
70代になると現役時代の気配はすっかり消えてしまう。
過去のキャリアはまったく意味をなさなくなり、
地域の中で、周囲の人々と豊かな暮らしをいかに実現するかが
重要なファクターに変化していく。
人生100年時代は、年代で切るだけでなく、
その人の「人生の連続性」を意識した、
新しい「定年後」→「定年後、その後」への生き方指針が必要だ。
何度でも人生の主役になれる「人生再生工場」の視点で
人生後半戦の3段階を有意義に生き抜く。
キーワードは「生涯現役」と「居場所の発見」。
自ら当事者として、素晴らしい「隠居」を目標に
毎日挑戦を続ける筆者の、現在進行形の実践的生き方指南書!
【著者紹介】
[著]楠木 新(くすのき・あらた)
1954年神戸市生まれ。1979年京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に経営企画、支社長等を経験。47歳のときにうつ状態になったことを契機に、50歳から勤務と並行して「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2015年に定年退職。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授を務めた。著書には、『定年後』『定年準備』『転身力』(共に中公新書)、『人事部は見ている。』(日経プレミアシリーズ)、『定年後の居場所』(朝日新書)など多数。
【目次抜粋】
はじめに
第1章 定年後は10年で終わる
第2章 年齢を重ねる意味合い
第3章 生涯現役を目指す
第4章 居場所を発見する
第5章 私の「定年後、その後」の取り組み
第6章 老いと死と隠居
おわりに──「いい顔」で生きる