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著者：本書は、大好評の「医学部小論文入試問題解答文例解説集―文例・分析の視点・文章展開を解説」（アメージング出版・2024年8月発行）の著者である。著者は推薦入試が始まった頃から小論文指導を行い、合格を勝ち取り、将来を拓く受験生の姿を見てきた。その経験から本書となったのです。
概要：重要なのは、プロセスの書き方と医療の真髄に迫る表現である。受験の小論文は学術論文ではなく、プロセスが明確なら合格できる。従って、受験生の求めるものは解答文例の書き方を種明かし、真髄に迫る解説書なのだ。最新問題で時代即応力、複数問題で確かな実力を養成することができるのが本書である。
主な目次：特に、特徴として2点ある。
第１点は、最新2024・2023年度をほぼ中心にした小論文入試問題を25題等々。具体的には、昨年8月の医学部小論文の本と同じ4つの大学（横浜市立・東海・北里・国際医療福祉）及び、その4つの大学と出題形式（例、テーマ型小論文）及び、出題内容（例、医学医療論）が類似の私立医学部の6大学の入試問題の解答文例・分析の視点・文章展開などの書き方を解説。あわせて、解答文例に基づいた空欄補充問題により内容理解がすすむ。
第2点は、私立医学部全国31大学中18大学が首都圏（関東地方＋山梨県）にあるうちの、小論文入試問題を公開している13大学の最近の入試問題の分析。出題のネライを説明。これにより、私立医学部の共通の書き方の要点は、医師としての接点を見つけ、人間観・社会観を踏まえ医師像・医学医療論の視点で論述することが分かる。
留意点：分かり易く丁寧な表現で小論文の要点である定義付け（問題や言葉の内容説明）・現状の問題点・マイナス面への対策・意見を心掛けた。その中で医療人の発想として留意した表現を用いている。私の解答文例を何度か読めば、必ずや自分の表現として考え方を身に付けることができる。
確かな医師の考え方：現代は、小論文・面接で医師の適性が試されます。その点、本書は確かな医師（受験生）の考え方が解答文例に書かれている。医師の精神は公共性・公共心・正義の心であり、これが医学部小論文の発想である。その心があることを小論文の解答で証明するのです。著者より
【著者略歴】
東洋大学卒業。
横浜市内の私立中学高等学校教諭。定年退職後、自修館中等教育学校講師、その後、看護予備校/臨床アカデミー講師を経て、現在に至る。小論文受験（推薦入試・一般入試）での合格実績は、主に看護学部をはじめ医学部・歯学部・薬学部・文系の学部など多数。
【おもな出版物】
2024年8月 「医学部小論文入試問題解答文例解説集（オンデマンド版）」をアメージング出版から発行。
2023年7月 「看護学部小論文入試問題解答文例解説集」第3集.エール出版社から発行。
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