「うちの子はスポーツに向いているのかな」
「もっと熱心に、まじめに取り組んでほしい」
わが子の習い事を見ながら、そんなふうにモヤモヤしたことはありませんか。
本書の著者は、bjリーグ・東京サンレーヴス、Bリーグ・青森ワッツでプレーした元プロバスケットボール選手。現役引退後はバスケットボールスクールを設立し、これまで延べ5,000人以上の子どもたちを指導してきました。
その経験から著者が伝えたいのは、「やるからにはプロを目指そう」でも「精神力を鍛えよう」でもありません。スポーツが本当に育てるのは、シュートの成功率やタイムでは測れない、もっと内側にある力だということです。
何かに熱中する力。
うまくいかなくても続ける粘り強さ。
失敗から学び、立ち上がる強さ。
仲間と協力し、目標に向かう経験。
これらは、大人になってからも必要とされる、人生の土台となる力です。
著者自身、学生時代は決して真面目な生徒ではなく、バスケットボールに出会って人生が変わった一人です。
だからこそ知っている。「好き」に出会うことの意味。子どもが自分で選び、決断する経験の大切さ。がむしゃらにやり切ることで広がる可能性。
そして親にできることは、結果を求めることではなく、子どもの気持ちに寄り添い、挑戦を支えること。その積み重ねが、子どもの中に「挑戦し続ける力」を育てていきます。
大切なお子さんに「好き」をプレゼントしたい。そんな気持ちでお読みいただきたい一冊です。