広告で流れてきてなんとなく気になって一気に読んでしまいました。エロではなく複雑な人間心理的な話(?)
私は異常者側の気持ち分かります。
一度ぶち壊されてしまった人間はもとには戻れないです。
粉々に割れた鏡と同じ。
割れた欠片にも姿が
映るように、
ぶち壊された人間も必死に「普通」に生きようとするけど、もうどうにもならないんです。
ひび割れのつなぎ目は歪むし失われた欠片は戻ってこない。
それでもその状態のままなんとか生きていくしかない。
普通の人にはぶち壊された人間の心の歪みは正直理解できないと思います。
なんでそういう思考になってしまうのか、なぜそこから逃れられないのか、
そして「秘密を抱えたまま生きていくこと」がどのような痛みを伴う拷問であるのか。
ぶち壊された人間がやがて加害者になってしまうのも
どうしようもなく仕方ないことのようにも思えます。
粉々に割れて飛び散った欠片をかき集めて
ボンドで固めたら割れる前と同じ鏡になる…そう思いますか?
ぶち壊された人間は生きてる間中苦しみ続ける。
しかし、元通りにならないけれど美しいアートだと評される場合も極まれに存在します。
愛理ちゃんの人生はこれから先、一番良い道を選べたとしても茨の道かと思います。
それでもどうか、
彼女が望む「幸せ」がそこにありますようにと願います。
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