『REVERSE』の番外編が載っているとのことで購入したのですが、読破後にレビューを拝見して真壁が登場していたことを知り、確かに名前が最後に出てくるのでやっとあの人物が真壁だったのか!と確認出来たのが読み返し3回目にて笑。番外編が入っている
のも同じ世界だからだったのかとやっと気付く有様でしたが、表題作が厳つい題名の割りに『REVERSE』より糖度があってスルスルと読めてしまった。やはり私には糖度がないとBLを楽しめないようです汗。
因みにこのお話のスタートに出て来た鬼柳の不幸連続発生の案件はいつの間にか消えていて、最初はそういう不幸体質のお話かと思ったら全然違いました。まあそれによって蛇田と出会えた訳なので、その為のトリガーだったのかな?と。蛇田はある意味流されやすいというかちょっかいを出されやすいのがまた鬼柳を喜ばせるところでツボだったのか、お詫びの仕事のお手伝いだけで済まずに自然とエロエロ展開へ笑。決定打は蛇田の初めて鬼柳へ見せたあの色っぽいトロ顔だろうけれどどんどん手を出されちゃう蛇田に手を出す鬼柳にニヤニヤしました笑。でも妙に糖度があるので(何気に鬼柳が面倒みが良くて蛇田を甘やかすからでしょうかね)、雰囲気は明るいとまでは行かなくても暗くもなく、なーんか甘い。並行して色々起こるんですが、ハピエンで良かったです。
因みに個人的に糖度が終盤にやっと出て来た『REVERSE』は、今作の同録番外編の甘さまで読めるとやっとBLになった感じが個人的にはしました。逆にあの番外編の糖度の高さや切なさを噛み締めて読む為に『REVERSE』本編のあの感じが必要だったのかなぁ??とか読了後に感じてます。
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