美術もの…という言葉に惹かれて読み始めた作品。単行本になるまで待ちたいなと思うほどの絵の美しさと情事の描写なのですが、作者さまの過去作に単行本がないので分からず…最新巻の6巻まで読んでいます。
油絵コースの鶴見くんの卒業製作の作品テ
ーマが”悶える情婦”…。その感情がどういうものなのか分かりたい…から始まった彫刻コースの樋口くんとの関係はどことなく衝動的で、徐々に行為がエスカレートしていく所が高校生らしいなと感じました。
協力の為…の情事から、自分の性欲が彼を求めている?求めてしまう?この感情は何?と相手の心に期待しては傷つきすれ違って、それぞれ自己完結している2人。2人のその表情が、作者さまの絵の巧さと相まってとても可愛いです。男子高校生らしさを感じた純粋な可愛さでした。続きが楽しみです。
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