Twitter見るに、ものすごく有名な作者さんなんでしょうか。今まで知らなかった人生が憎い。
普段進んでケモナーにはならないほうですが、目に付いたら見る程度のタイプです。今回も広告で流れて立ち読みしてみたらおもしろそうだったので購入しまし
た。
クールで厳しい大学講師の狼先生(受)と、アホっぽくて筋肉マッチョ2メートルの山羊くん(攻)。
狼先生は全身黒くて鉄仮面なので"殺し屋"と生徒から呼ばれています。本物の黒毛狼で想像したらめちゃくちゃかっこいいビジュ。
そんな先生が"噛まれて殺されたい"とかいう肉食動物の性質と本来反する性癖を携えているのがハオ。また本来食われる側の草食動物である山羊くんが食べる側なのがさらにハオ。なんというエロティシズムな関係なんだ……。
先生が食べられそうなとき、食べられるときの表情がほんと堪んないです。普段隙のない人の油断したときって、かわいらしいですもんね (to 山羊くん)。これは食べたくなっちゃうなあと思います。
山羊くんも優しくて身体バカでかいのがめちゃくちゃいい。先生との体格差満点花丸。鈍感天然ゆえ、先生への劣情になかなか気が付かないところも良い。
※先生の"食べられたい"は肉引きちぎられて56されたいの意ですが、山羊くんの"食べたい"はみんなが想像する系のヤツですので御安心ください。
ゆったりとお話が進んでいくゆえ、ねっとりとしたエロさがずーっとあります。まじで。お話の構成でそう感じるのか、先生のキャラクタか、題材なのか、イラストテイストなのか……。複雑に絡み合ったエロティシズムを感じることができます。
他の皆さんが行為シーンがなくて残念とおっしゃってますが、先述したような雰囲気が終始漂っていますので私的には満足です。あとはケモ界隈って人によってやり方(と言うのが正解?)が違う気がするので、読者に想像を掻き立てるようにしてくれてると思いました。作者さんにその意図がなければ普通に全然見たいのですが。
あと最後車でのシーン、はぁっ!と思わず声が出るほどときめきました。山羊くんの不意打ち、ハオ(3回目)。
良質なケモが接種できて良かった。これからのふたりも見たいし、同僚のキツネくんのお話ももっと深堀してほしかったので、続編希望です
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