このレビューはネタバレを含みます▼
テンポよくハラハラドキドキの展開で、縦読みにありがちなダラダラ長くならずに完結していてよかったです。絵も綺麗だし、薫子と累のハッピーエンドもよかった。桃がただの性悪デブ令嬢のままじゃなくなったのも気に入りました。でも桃と従弟の柚真にもくっついてほしかったです。1番かっこよかったのがアーサーだったんですけど、残念キャラの扱いで悲しかったです。育ちを考えると、1番哀れだったなぁ。気になったのが16巻。桃になった薫子がメイクしても大して変わってなかったのに「ここまでメイクで変わるものなの!?」って違和感しかなかった。絵が綺麗だっただけにそこは画力を発揮してほしかった。あと最後、アーサーの父がチョロ過ぎたのが不自然でした。もしかしたら無理矢理終わらせるためにそうしたのかな?