【本作品は同人誌となります】
援助交際で生計をたてていた愛耶にとって、男性とは決して信頼してはいけない存在。
結婚をほのめかし、結局最後は裏切られ失望する…そんな辛い経験を幾度もしてきていた。
このままではいけないと爛れた関係の男達を切っていたさなか、高校の頃の後輩だった松河昂輝と再会した。
温かい鍋を食べながら思い出話に花を咲かせていたのだが、昂輝は学生時代に交わしたある「約束」の事を切り出す。
それは初めて書いた小説を愛耶に読んでもらった時、もっと面白い小説を書けたら結婚してほしいという内容だった。
今の愛耶にとって「結婚」ほど信用のできない言葉は無い。
裏切られるくらいなら初めからセックスはしないと決めていた愛耶は先に昂輝を失望させ振りほどこうと過去の男性経験について語るのだが―――。
愛耶の全てに美しさを見出し、情熱的な愛で包み込む昂輝。
そんな彼の温かさに頑なだった心が溶け、心惹かれていく愛耶…。
これまで通り手段としてしていたはずのセックスが、なぜか今回だけは手段と割り切れない程、気持ち良い…!!
愛すること、愛されること、愛されている事を自覚してはじめて感じるセックスの熱さに気づいてからの
愛耶の心境の移り変わりも丁寧に描く、しっとりと熱の籠ったストーリーをお届けします。
■総ページ数:17ページ