明るくてコミカルだけどどこか叙情的な魅力がある以前の作品がとても好きだったので、せのおあきさんのお名前を見つけてすぐ購入しました。
アッサリした絵が活きていて、主人公二人がとても魅力的です。館林君カッコよく、櫟君は素直ですごくカワイイです。
惜しむらくは、せっかく丁寧に気持ちをたどって、いままでになく濃厚なシーンまでいっぱい描いているのに(…でもあくまでも爽やかなところはこの方の絵の魅力だと思います)、そこがゴールみたいになって終わってしまったところ。後日譚とか、もう少し余韻があったらいいのになぁと残念に思いました。原作があるとのことですが、そのためかもしれません。
とはいえ久しぶりのせのおさん、楽しめました!
10話以降は別の話で、同級生が特別に仲良しになっていく話です。濃いBL要素はなくサワヤカに終わります。絵が若いカンジがしますが、情感があって、この方の作品が好きなら楽しめるのではないでしょうか。
これからも楽しみにしています。
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