「もっと俺をその気にさせてみろよ」この関係はニセモノなのに、彼には本当の気持ちもぜんぶ暴かれちゃう…交際トラブル解決のプロフェッショナル“別れさせ屋”。売れない役者を辞めて工作員として働く雪は、人気作曲家・龍成の依頼で『婚約者のフリ』をすることに。だけど初対面で「地味」「服が安っぽい」「俺の彼女っぽくない」とケチつけられたあげく、仕込みのデートも投げやりでこれじゃターゲットも騙せない! 「もっと恋人らしくして!」と言ったら、「だったらあんたも俺のこと好きでたまらないって顔してくんない?」と抱き寄せられて!? 挑発的な言葉とは裏腹の、とろけるような愛撫。狭いナカをぐずぐずに濡らされて、初めてなのに何度もイかされてしまう。しかもそれ以来、彼はなぜか溺愛モードで迫ってきて…