ヒロインのクレバーで敏感な感受性には恐れ入った。非常に冷静で、それでいて優しくヒーロー姪の心の欠けを見抜き、ヒーローの深層心理まで入り込んで再生、すばらしいカウンセラーです。って彼女はスポンサーセールスウーマン...カウンセラーとも似ている
ちゃぁ似てるけど。ヒロインの出自、親を早くに亡くし、大勢の外国籍の養子を抱える養家で育ったことが明らかに。あ〜だから人の気持ちに敏感なんだって納得。ヒロイン母のルーツ探し、手に負えない姪の養育、貴族階級の偏見、ヒーローを裏切った兄夫婦の結婚、財産目当ての義姉、ネグレクト、亡き兄へのヒーローの想い、大貴族だったヒロイン祖父、これだけの課題にヒロイン・ヒーローの恋模様が加わるてんこ盛り笑作画者様はP127縛りの中よく描かれたと思いますよ(上目線)散漫にならなかったのは、恋愛模様よりも姪とヒーローの心に寄り添ったエピを中心にしたからでしょうね。そのお陰で読者も良いお話だと....でも最後は駆け足、おじい様との再会も見たかったな〜
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