3年半つき合っていた恋人の浮気をきっかけに、自ら別れの道を選んだ大槻あかり。
その3日後、知人の結婚式で再開したのは、幼なじみの野元灯(あかり)だった。
家はお隣同士、生まれた日も名前も一緒、小さい頃はどこか頼りなかった弟のような彼は、一流大学出身&一流企業勤務へとキラキラ爽やかなイケメンへと育っていた…。
でも…灯とはただの幼なじみで…高校卒業以来5年間も疎遠だったはずなのに、なんで恋人の存在や別れたことまで知っているの!?
「俺、今まであーちゃんに認められたくて、頑張ってきた…」
一流の大学や企業に入ったのも外見を磨いてきたのも、全てはあかりのため…。
「だから…俺とつき合って、それで――――――」
衝撃的な告白から始まる、同じ名前の幼なじみとの溺愛ラブストーリー!