「俺の心を火照らすのは 君の甘い吐息だけ──」冷徹騎士がHすぎるッ♥TL読み切り6編! カバーイラスト:haruka 【収録作品】「淫らに溶けゆく聖女と騎士 ~甘美なる禁忌を貴方だけに~」甘野まよ 聖女のリザは、幼馴染である宮廷騎士団長のフランに恋をしていた。しかし聖女は神聖な存在であるため恋は禁忌。リザは恋心を隠しながら聖女として過ごしていた。ある日、魔物討伐に向かったフランは氷の魔物の呪いによって深い眠りについてしまう。その呪いを解く唯一の術は、神聖な存在と交わることだった――。 「これは任務だから…! ~カラダを重ねて温めて~」山田きよの 国家上級機関「パーゴス騎士団」に所属するリリヤとスレヴィ。スレヴィは氷を操る特殊能力を持っているが、その力を使うと身体が冷えてしまう。そのため任務後はいつもリリヤがスレヴィへ体温を分け与えているが、今夜も押し倒されてしまい……!? 「氷の騎士様は人質王女をベッドの中まで溺愛護衛中」ポリー 王国の王女・ウィレミナは、国家間の情勢により人質同然に同盟国へ赴くこととなる。その間の護衛として、同盟国の王弟・セオドアがつくことに。「氷の騎士」と呼ばれる無口なセオドアと日々を過ごしていたある日、ウィレミナは体調を崩してしまう。すると、セオドアが朝まで付き添うと言い出して──? 「近衛騎士セドリックの劣情」さらだ希望 王女・エレノアは自身の近衛騎士・セドリックに恋をしていたが、セドリックはエレノアのことをちっとも見てくれなかった。そんなある日、南西の国からエレノアの縁談が舞い込んできた。エレノアは日頃のセドリックのつれない態度に、今回の縁談は前向きに考えることに。一方、セドリックは縁談を断らなかったエレノアを見て、焦燥感を抱いており……? 「氷の騎士とヒーラーの秘密の情事 ~我慢できない情熱の一夜~」颯一郎 魔物を討伐後、ある宿屋に泊まった勇者一行。ヒーラー・エマは、騎士・オリヴェルの治療を行うためオリヴェルの部屋に行くことに。実は2人は密かに付き合っているが、今回の旅では全く触れ合う時間が無かった。そのため、オリヴェルは隣の部屋に仲間がいるにもかかわらずエマを求めてしまい……!? 「冷徹騎士様の蜜やかなる想い」菰田みみ 騎士団に所属しているルークは敵を追っている最中、深手を負ってしまう。そこに偶然居合わせたジルに救われ、傷が治るまでジルの家で過ごすことに。手当てをされる日々を通して、ルークはジルへ恋情を抱き――?