天野悠雨斗は自他ともにみとめるはれ男。率直すぎる人柄で周囲からは遠巻きにされてるけれど、どうしても晴れてほしいときに頼られることも多い。そんなある日、同じ学年の亘理晃から声をかけられる。サーフィンの大会のある10月まで、毎週末海での練習に付き合ってくれというのだ。天体写真が趣味の悠雨斗には、亘理のような陽キャも夏の海も縁遠い存在。強引な亘理に振り回されるうちに、少しずつ互いの距離が縮まっていって…。夏の終わりのアオハルロマンス。※本作品はWEB雑誌「equal」に収録されています。重複購入にご注意ください。