「おっぱい触ってみたい? いつも見てたでしょ」
彼女は美夜(みや)さん。
近所の公園で出会った、不思議なひと。
毎日のように公園で逢っているのに、僕が彼女について知っているのは、6歳年上で、煙草が好きで、なぜかいつもノーブラ……というくらいだけ。
その無防備な姿を実はオカズにしちゃっているけど、きっと彼女は僕のことを男として見ていない。
このまま何も起きない逢瀬がずっと続くと思っていたら、ある晩、ガラの悪いナンパから助けるために、思わず美夜さんを自分のアパートにまで連れてきてしまって――
不意打ちのディープキスは、美夜さんと煙草の味がした。