幼い頃に魔族に両親を殺され、孤児となった少女ピアチェル。彼女を救ったのは美しい金髪の魔法使い、イアラルテだった。ピアチェルの信心深さを見たイアラルテは、立派な神官になったら必ずまた会いに来ると言い残し、彼女を神殿へと預け、魔塔へと戻っていった。
そうして時は経ち、神官となったピアチェルは、イアラルテとの再会を夢見て、魔法使いのマナを補うための伴侶「シェアリング」に志願し魔塔を訪れる。自身のシェアリングになりたいと申し出るピアチェルに心が揺れ動きながらも、自身に課せられた烙印のせいで敵わないことを告げるイアラルテ…果たして二人の愛の行方はいかに―!?