ハルを愛しているけれど、いずれカレンの資質にハルは気付き 惹かれていくだろうというカースティーの 辛さだけ を感じたカレンは、感情を共有するからこそ 彼女の言葉を額面通りに受け取ってしまった。そして、結婚して子供のため 夫のために家庭を守る
生活を希望していないが、愛する男性の子供は産みたかったのだろうことは想像に難くない。これらが根底にあっての、ハルとカレンのすれ違う物語が始まる。しかし、似て非なる者を前にして、ハルの困惑は無い(病床だったからか?)違和感。姉妹がそれぞれの相手と出会った時のシンクロ具合はどうだったか、恋愛のそれを描いてほしかった。カレンとバリーとのすれ違いによる離婚はアルアルな話で すごくリアル。また、妊娠後のハルとカレンの和解シーンでは「愛する人の温かい体臭を胸いっぱい吸い込んだ」の件もリアルで実感アリアリのものだった。けれど、終盤にミラーイメージツインを妊娠するミラクルを作る必要性が理解できなかった。
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