途中まではすごく面白かったです。まず、主人公や子供達含め、登場人物が魅力的でした
母親を亡くし不和に陥りかけていた家族の仲がリリーのおかげでゆっくり修復していく中盤の辺りとかは、ほのぼのと温かくて良い話だな〜と。
その中で、少しずつ魅
かれ合っていくテオとリリーの恋も、優しいペースで和む感じで好きでした。
ただ、やっぱりラストがちょっと…。ずっとほのぼのきたのに、いきなり駆け足というか…。物足りない読後感を覚えるというか…。
主人公の抱える心の傷を告白して、これから始まるんだよね?この2人ってところでブツッと終わってしまった印象があります。ラストをもうちょっと引っ張ってくれてたら、自分的には評価4か5かって感じだったのですが
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