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Pumpkin Scissors(1)

作品内容

それは、戦災という名の“もうひとつの戦争”!!帝国陸軍情報部第3課、“復興”を担うモノたち。通称――PumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)!!永き戦乱により荒廃しきった帝国各地。停戦後の3年間を奔走(ほんそう)するパンプキン・シザーズだが、なかなか成果は挙がらぬまま……。しかしある日突然現れた、大重量の単発拳銃を片手で操る“巨漢の復員兵”が、この国の《運命》を変えていく――!!!!

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作品ラインナップ  23巻まで配信中!

  • Pumpkin Scissors(23)

    690pt/759円(税込)

    停戦から3年。永きにわたる共和国との戦争は、帝国に深い傷跡を残した。飢餓・疫病・兵隊の野盗化…。それは“戦災”という名の、もう一つの戦争だった。これを憂慮した帝国陸軍は情報部内に第3課を設立し、戦災復興任務に当たらせた。その実、軍部の予算獲得のための方便であり、臣民の不満を抑制する“言い訳”でしかない彼ら。だが、社会を覆う欺瞞のブ厚い皮を切り裂き、内部の腐敗を暴くことを真に実践する彼らは、自らを『パンプキン・シザーズ』と呼び、任務達成に向けて今日も邁進する!


    帝国を待つ“国家の死”──それは確定された未来であり、『第1の大剣』による本会議場への突入作戦などは、遅きに失した無益な殺し合いであるかに見えた。だが、情報部には諦めの悪い者が多い。彼らが並外れた意志をもって帝国の延命を狙うとき、殺し合いはそれ自体が意味を持つに至った。人質を“命の選別”にかける銃撃、敵うべくもない陸上戦艦への攻撃、陥穽に友邦の大使をはめる舌戦…。死に瀕した国家を救う苦闘が始まる!
  • Pumpkin Scissors(22)

    690pt/759円(税込)

    電信回線が運ぶアリス少尉とオーランド伍長の声。その途絶は、『言語の塔』への強襲制圧部隊『第1の大剣』による突入を意味していた。もっとも、計画を完遂した充足感のうちに生を終えようとする『抗・帝国軍』にしてみれば、要求に対する帝国の回答が銃弾であろうと構いはしない。刻限の日没が迫るなか、さらなる死と破壊に身を浸しゆく彼ら。その魂魄は陸上戦艦と呼ぶべき巨獣『蠍の王冠』となって、最期の咆吼を放つ…!
  • Pumpkin Scissors(21)

    690pt/759円(税込)

    帝国軍の反撃により装甲戦力が壊滅し、抗・帝国軍は頽勢に転じた。既に目的を達成したことを知るテロリスト達は、自決の道を辿ろうとするが、その胸中に渦巻く実感への渇きは、倦むことを知らずのたうつ。帝国人を殴りつけたい。彼らが泣き喚き、許しを請う様を見たい──。そこに入った帝国軍人からの通信。電信回線で西方諸国中の人々が聞くそのアリス・L・マルヴィン少尉の声は、謝罪ではなく、三つの要求を突きつけていた…
  • Pumpkin Scissors(20)

    690pt/759円(税込)

    帝都を蹂躙する抗・帝国軍(アンチ・アレス)の高機動装甲車『蠍の類型(グラフィアス)』3輌を撃破した陸情3課。ミュゼ・カウプランの卓絶した医術で一命を取り留めたランデル・オーランド伍長は、だが休むこともなく立ち上がり次の敵を求め彷徨う。その左腕には、奇怪な形の901ATT装備『大百足(センティピード)』が喰らいついていた。一方、残る敵装甲車5輌の覆滅を期し、陸軍情報部の極秘兵装『ジャガーノート』戦車隊も進撃を開始し……。
  • Pumpkin Scissors(19)

    690pt/759円(税込)

    帝都各所で市民の虐殺を続ける抗・帝国軍の高機動装甲車『蠍の類型』8輌に対し、それぞれ対決を余儀なくされた陸情3課。火焔放射兵装を以て1輌を撃破したオーランド伍長だが、その代償に彼の肉体と精神は軋みゆく。同じ頃、アリス少尉は目立つ馬上にある自らを囮とし、避難所に乱入してきた1輌を市民から引き剥がしたものの、手にする武器は双剣メーネのみ。その『帝国の騎士』が、鋼鉄で覆われた敵に抗する術は…!?
  • Pumpkin Scissors(18)

    690pt/759円(税込)

    西方諸国連盟合同会議の期間中に勃発したテロ事変。武装集団『抗・帝国軍(アンチ・アレス)』に蹂躙されるがままの帝都にあって、人々は己の為しうる何事かを求め、もがいていた。陸情3課は、焼け出された避難民の救出・移送に奔走。一定の成果を収めつつあったが、抗・帝国軍の擁する高々機動戦術装甲車『蠍の類型』8輌の襲撃を受け、それぞれに対決を余儀なくされる。絶望的な状況下にありながら、それでもなお敢行する“反撃”の行方は!?
  • Pumpkin Scissors(17)

    690pt/759円(税込)

    合同会議5日目を迎えた夜半の帝都──。臓腑の澱となった帝国人への宿怨を、最終的な行動へと出ることで遂に解き放つ『抗・帝国軍(アンチ・アレス)』! だが、ただひたすらに殴られ続けながらも、帝国の全てが打ちひしがれたわけではなかった。吹き荒れるテロルの嵐に抗い、顔を上げる者達――重量級ドラマ[合同会議編]緊迫のターニングポイント! ここからだ……ここから劣勢全て、くつがえす!!
  • Pumpkin Scissors(16)

    690pt/759円(税込)

    『抗・帝国軍(アンチ・アレス)』が帝都に放った高機動装甲車に立ち向かい、傷つき倒れたランデル・オーランド。生死の淵を彷徨う彼が見る夢は……? そして遂に、その“被験体”を見下ろすミュゼ・カウプランの口から、『不可視の9番(インヴィジブル・ナイン)』の真実が語られる!!
  • Pumpkin Scissors(15)

    690pt/759円(税込)

    帝都、燃ゆ――『抗・帝国軍(アンチ・アレス)』蜂起! 西方諸国の耳目が集まる中、蹂躙されゆく帝都市街……国家存亡の危機に帝国陸軍情報部は!? ――会議場『言語の塔』内部に群がり出た蠍どもは、瞬く間に儀典局の警備部隊を排除して塔を占拠。各国要人を人質とする一方、市街に向けて高々機動戦術装甲車『蠍の類型(グラフィアス)』を解き放った……!! とある特殊な国際交流を描いた問題作「Interval Special」も収録!
  • Pumpkin Scissors(14)

    690pt/759円(税込)

    いよいよ『西方諸国連盟(ネビュロ)合同会議』の各会が一斉に始まった。衆目が注がれたのはやはり本会議。最大の焦点である特許問題をめぐり、数十か国の代表団が開放派と維持派とに分かれ、虚々実々の駆け引きを繰り広げるその成り行きは、西方諸国全ての未来に直結していた。そしてそのとき、巨塔の中で国権と国運を熱心に弄ぶ人々ごと、仇敵(帝国)の命脈を刺し貫こうと、地下で蠢いていた蠍(アンチ・アレス)が遂に尾をもたげた!

レビュー

Pumpkin Scissorsのレビュー

平均評価:4.2 26件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 武器
    米米さん 投稿日:2023/11/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 停戦から3年、思うような戦果があげられないパンプキンシザーズの元に重量の拳銃を片手で持つ巨漢の復員兵が現れ、戦況が変わっていくという話。武器のデザインなどがとてもかっこよかったです。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 素晴らしすぎる漫画
    ヤサカさん 投稿日:2019/12/1
    この漫画はただの戦争漫画ではないです。勿論戦争描写はとても素晴らしく、リアリティや迫力満点の戦闘シーンが見どころではありますが、それだけではありません。 まず、戦争漫画であるのですが、一人対戦車や数人対組織といった通常の戦争ではありえない シチュエーションでの戦闘がまず凄くて見入ってしまいます。特に戦車との戦闘ではどのようにして戦車に対抗するのかというドキドキ展開が興味を惹く漫画であります。また女性のアリスという人も馬や剣に似た武器を用い戦闘をおこないます。これはもう芸術レベルの戦闘シーンだなとイラスト、シチュ含めて素晴らしいです。またこの戦闘以外でも伏線等が素晴らしく、このシーンが後々繋がるのかやよく考えて作っているなと感心させられます。購入して損はないのでぜひ購入し続けて欲しいです。 もっとみる▼
  • (5.0) 戦災復興が意味するものとは?
    Ganmaさん 投稿日:2014/8/31
    単純な「正義の味方」ではない、綺麗ごとばかりでもない。理不尽に踏みつけられる弱者、雑草のように逞しく生きる人々、かつて犠牲者であり加害者となった者、それらを必死で救おうとする主人公たちの活躍を描いた作品。物語は絶望だらけで最良の答えなど未だ 見えてこないが、それぞれの心の中に見える希望が、いつか救いに繋がる事を願ってやまない。 もっとみる▼
  • (5.0) かっこいいです
    要。。さん 投稿日:2013/12/27
    戦争を知らないアリスと戦争で非公式部隊に所属していた伍長の戦災復興の話です。 アリスの一貫した正義やときおりグサリとささる様々なキャラのセリフが魅力です。 魅せ方を分かっているなと思うページが多いです。文字が多かったり画面が見づ らくて読みにくいと感じる方もいるかもですがそれを差し引いても面白い作品だと思います。 もっとみる▼
  • (5.0) ヒヨコな二人がかわいい
    ナゴヤさん 投稿日:2019/11/15
    先ずは、とにかくアリスが可愛い! 伍長も女性をキュンとさせる要素満載でいい。 二人の尋常じゃないほどのピュアな思いの結末が気になって仕方ありません。 反面、物語は戦争への作者の考えが様々な表現で描かれていて考えさせられるし、感動するし 、バトルシーンは面白くて、凄いです。 こーゆー話を待ってました。 もっとみる▼
  • (5.0) 完成度の高い作品
    bekkuさん 投稿日:2020/2/26
    とても完成度の高い作品、一体作者はこの作品の内容を練るのにどれほどの時間を費やしたのだろうか。 序盤は絵があまりうまくないですが、巻を経るにつれて上達していきます。 とにかく内容の完成度が尋常ではないので(おそらく1話執筆時に全ての内容 を作り終えています)、読んでみて損はない作品だと思います もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

復興に命をかける!
広報:あずき(シーモアスタッフ)
「戦後復興」がテーマの作品です。戦の中で生まれた非合法部隊901ATT、「不可視の9番」の生き残りである ランデル・オーランド伍長は、戦後復興を担う帝国陸軍情報部第3課、通称パンプキン・シザーズのアリス・L・マルヴィン少尉と共に、「灰色の狼」と呼ばれる夜盗戦車部隊と戦うことになります。彼らもまた、戦争が生み出した「不可視の9番」 903CTT 部隊の生き残りでした。戦争の中で生きてきたランデルと実戦経験のないマルヴィン、対照的な二人を軸に、戦争の惨禍、戦の中でしか生きられないものの悲劇、復興のために突き進むものたちの姿を描きます。人物の描写はコミカルで明るいですが、読み応えがあります。2006年アニメ化作品です。

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アニメ化

「パンプキン・シザーズ」

【声の出演】

アリス・L・マルヴィン:伊藤静 / ランデル・オーランド:三宅健太 / オレルド:鳥海浩輔 / マーチス:鈴木千尋 / ハンクス:チョー / ステッキン:植田佳奈

【あらすじ】

悪・即・斬!! "戦災"という名のもう一つの戦争――。戦争があった―。敵対するフロスト共和国との永きに渡る戦乱……。停戦が結ばれて三年の月日が流れたにもかかわらず、国民の困窮はいっこうに解消されてはいなかった。事態を憂慮した軍上層部は、飢餓、疫病、野盗化兵といった"戦災"からの復興を任務とする部隊 ― 陸軍情報部第3課を設立する。帝国の不穏な状況、貧者の反発にも屈せず、貴族の誇りにかけて復興を成し遂げようと日々奮闘するアリス少尉。そして、謎の極秘部隊への所属暦を持つ、驚異的な戦闘能力を有するオーランド伍長。心に深い傷を負う彼は、新たな環境下、仲間たちとの交流を通じて"戦災"と対峙し、自らの進むべき道を模索していく・・・。社会を覆う欺瞞と腐敗の分厚い皮を、切り裂き、中身を暴き出す―。ゆえに彼らは自らをこう名乗る。「パンプキン・シザーズ」と!

【制作会社】

AIC、GONZO

【スタッフ情報】

原作:岩永亮太郎(月刊少年マガジン連載)

監督:秋山勝仁

企画:GONZO / シリーズ構成:冨岡淳広 / キャラクターデザイン:日下部智津子 / 美術監督:高橋麻穂 / 音楽:大谷幸 / 音響監督:渡辺淳

【音楽】

OP:高橋洋子「蒼き炎(フランム)」 / ED: ステッキンと愉快な仲間たち「マーキュリー★GO」、ステッキン曹長(植田佳奈)「パンプキン音頭」

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