誰が誰を好きなの?と、戸惑うけど、所詮人間てそんな曖昧なものかもしれない。菊地が神谷に心を開いて行く段階で、はじめ不機嫌そうな同僚の顔が、とても可愛い顔になるのが印象的。神谷の関西弁とキャラがおもしろく、菊地が好きだった男のいるバーに自分も
行きたいと指を咥えて甘える顔が爆笑だった。丁寧に書き込まれた絵もとても好きだ。最近流行りの外人か?っていう見た目ではなく純日本人ていう風情が良い。とにかくジワジワ引き込まれる。一読をおすすめ。そういえば、帯を書いた山田ユギさんが「いい男二人を選べないなら、いっそのことマスターとくっつけば」?みたいなこと書いてあってウケた記憶がある。確かにそれもありかな。
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