211ページ、1冊表題作。
コーリング→ノーウェア→本作、の順。
シリーズ通して読むと、面白いです!
テロ犯罪を背景に、コーリングからの若い2人(浅岡、シキ)がそれぞれに切なく、読み応えがあります。
本作は2作目から続く連載
ですが、1作目が話の基になっているので、順に3冊読んだほうが楽しめます。
1作目は読みきり(表題作でシキ、スピンオフで浅岡、2組の話)。
後半、やや駆け足ぎみだったのが残念でした。
コーリングの主人公、内気なゲイの店員くんも最後にちょこっと出てきます。
キャラの違う切ない2人、浅岡・シキのそれぞれの幸せをもっと見たかった!
1冊は無理でも、、短編集にそれぞれのその後の話を入れてくれたら、読みたいな〜。。
背景のストーリーが上手な作者さんですね!
ぜひ他のお話も読んでみたい。
1-2作目のレビューでシリーズ通しての感想を一通り書いてますが、、
見た目のわりには、まじめな主人公の浅岡。
ストリート上がりで自信がなく、健気で切なくて可愛い。
対照的に、社会的にもしっかりしたTJ。
大人な包容力と優しさが素敵。
コーリングでは謎だったシキも、いろんな背景や想いが2作目以降でわかる。
ゲイの自衛官、遊び人風だけど相手を受け入れる態度が優しい。
スケールの大きな話のわりには簡潔に3冊で面白くまとめてあり、絵もきれいで読みやすい。
恋の展開はゆっくり、あっさりめ。
長編好き、ストーリー重視の方、切ない恋が好きな方にオススメです。
BL苦手の方も楽しめそう。
シリーズ通してで星4,5。
(1冊だとたぶん面白くない)
背景の話も面白くまとまりもよかったので、応援をこめて星5で。
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