この面白さはどこから来るのか。
薙刀という競技も、それが高校の部活にあることも知りませんでしたが、自分でやってみたくさえなります。
高校の部活(スポーツ)という舞台。スポ根系漫画ではよくあります。でも女子中心のためか、いわゆる熱血、
という感じはあまりしない。
高校から薙刀部に入った主人公の旭日(あさひ)は、中学では文化部。しかも運動音痴。当然、弱い。部内でも底辺。でも多分それだけに、旭日の成長していく様は惹きられる。
もちろんいきなり急成長したりはしないですが、底辺ながら踏ん張るその姿は目が離せないですし、できなかったことが一つできるようになると自分までうれしくなる。いつの間にか、どんどん惹きつけられていきます。強くなった、と感じたころには、きっとやみつきです。
旭日だけでなく他のキャラも個性的で魅力的。というより、旭日だけでもこの物語の面白さは生まれてないと思います。
序盤読んでみて面白いと思えれば、その面白さはきっと加速していくと思います。
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