ヒロイン シモーンは唯一の家族祖父フェリペ の為に独断した。結論から言えばシモーン自身の感情を解消するために 彼女自身が したかったことをしたのだ。彼女の浅知恵には展開として難アリとも思えるが、祖父の気持ちを汲んで 彼の失敗をチャラに見せた
いだけ の努力には頭が下がる。古くからの両家の確執を考えると、若さのエネルギーと、知らぬが仏とはよく言ったものだと思う。徐々にヒーローアレサンデルの気持ちに変化が表れる、のだけれど その度に差し挟まれる彼の顔が、非道なそれに見える作画なのはなぜ?そう見えるのは私だけ?期待していいんだよね?!まだ何かあるの?的なトキメキ排除が感じられて戸惑った。遊び人で 裕福な男を自負している彼なのに、シモーンに対しては優しく誠実風味を漂わせているので ヒロイン共々私も戸惑うのだが、彼にしてみれば、祖父の為にと一途な彼女のそれを自分に向けてほしいという希望がにじみ出ているのも見て取れて、去っていくシモーンを掛け値無く追いかける為に 進む足が、空港へ向かわせることにはトキメキをMAXにしていてホッとした。
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