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青年マンガ
妄想戦記ロボット残党兵(1)
6巻完結

妄想戦記ロボット残党兵(1)

500pt/550円(税込)

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作品内容

昭和十八年――。第二次世界大戦ノ最中、敗戦ノ色ガ濃厚ニナッタ日本ハ極秘デ開発シテイタ“ロボット兵器”ノ導入ニ踏ミ切ッタ。主人公、三船ハ自身ノ病魔ト闘ウタメ、愛シイ家族ヲ守ルタメ、“ロボット兵器”開発技官デアル親友ノ高橋ニ自ラ志願スルコトヲ告ゲ、人トシテノ自身ニ終止符ヲ打チ、人間兵器トシテ戦地ヘト赴クノダガ……。

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レビュー

妄想戦記ロボット残党兵のレビュー

平均評価:3.5 2件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) なんじゃこれは
    ネッコさん 投稿日:2022/1/29
    【このレビューはネタバレを含みます】 これはいろいろな意味でヤバい。久しぶりに斜め上すぎる作品に出会ってしまった。 まず舞台が第二次世界大戦、主人公がロボットという斬新さ。そして史実上ではすでに亡くなられている人物がしれっと登場し物語を引っ掻き回しまくっているというカオス。 登場人物全てがロボと言うわけではなく、かわいいヒロインやマッチョ(生身)なおじ…お兄さんまで登場するからもう訳が分からん。だがそれが良い。 ページを開けば「そうはならんやろ」「なんてこった」などツッコミどころが多い半面、戦争の悲惨さ凄惨さはしっかりと描けていやがる。女工員たちが「怖い」「死にたくない」と泣いているシーンが特に読んでいて読者まで悲しくなるし、戦後の、あれだけ祀り上げられていた機械化人間に対するヘイトぶりには正直本を閉じて「何も見たくねぇ」してしまいたくなるレベル。 かといって日本から出て行ってしまった機械化人間たちや服部を責められないので、いったい誰を憎めばよいのかと更に心が苦しくなる。 カオスさと凄惨さの温度差が激しくて風邪をひきそうになる。 ここまでほぼ長所だけ描いてきたが、打ち切りになったらしくラスト当たりの駆け足感は否めない。 主人公が巨大ロボ相手に無双するのはそこまで気にならずとも、仲間のダメージ度合いなど何となくご都合主義的な部分が出てしまっている(一巻を見る限り少なくとも山口あたりは生きていても何ら違和感はなさそうだが…)。 一番「あ、これはちょっと酷いな…」と感じたのは3巻で一部話が飛んでしまっている部分である。大事な部分をちょいちょいカットしてしまっているせいで、「三船とハリマオって結局いつどうやって会ったんだ?」「服部って結局何がしたかったんだ?」など、様々な疑問が最後まで残ってしまい、何とも消化不良である。あとページが足りない故か、文字で説明している部分が多いような気がする。4巻なんか時系列で説明しやがった。少しでいいから絵も入れてほしかったなぁ。 もう一つの難点は数多くの魅力的なキャラクターを生み出しているにもかかわらず、その半分を上手く活かせていないところである。 色々書いてしまったが、正直読む価値はあると思うし今後にかなり期待ができる作品である。しかし刺さらない人には全く刺さらない…いや、もう偉そうなこと言うのやめます、本当面白かったです。マジありがとうございました。はい。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (3.0) 人の心があればこそ
    いっちゃんさん 投稿日:2019/8/12
    作品タイトルにロボットとありますが、正確には脳以外は機械のサイボーグですね。 全人類を機械化する事で支配しようとする計画を、機械化されたからこそ人としての精神が大切である事を知る者達が打ち砕きます。 絵柄は少しくどいですが慣れると問題な いです。 この作品を読まれて楽しめた方は「大昭和怪人伝」という続編がありますので、そちらもお薦めします。 もっとみる▼

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