時間軸からすると、背中には恋の跡→〜夏の病→〜春の熱です。
教え子×元教師(現塾講)で、恋の跡は、高3だった教え子の薙原が、英語を教わっていた非常勤講師の片桐と、同僚の瀧澤との情事を目にしてから意識し、関係を持ち、付き合い始めるまで。夏〜
は、それから数ヶ月後、春は数年後の話です。
その生い立ちから捻れてしまった片桐の、恋愛に対する考え方が、真っ直ぐ彼に向かってくる薙原の想いによって変わってくる様が、よかった。片桐、色っぽいです。年上眼鏡黒髪受け、ナイスでも父親への想いの話は必要なかったような気もするけど。
有りがちっちゃあ有りがちなんだけど、絵がキレイで、Hシーンもそれなりにあり、そして取って付けではない、読後感もいいです。3作総合して☆4です。短編だから仕方ないかもしれないけれど、ちょっと最初の展開が早かったかな〜と思うので、−1で。
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