謎の死から小説の中に迷い込んだ「凛子」こと「レリアナ」 成金一家の娘として蘇生した彼女は、脇役で、しかも近いうちに命を落とす運命だった。
小説の中の婚約者でありレリアナ殺人事件の犯人「ブルックス」との婚約破棄を目論んだ 彼女は、王位継承者序列1位の「ノア」に近づきある取引を申し込む。
”6ヶ月だけ婚約者のふりをしてください!
” ”必要な時に婚約者としての役割を果たしてくれるなら…” 果たして2人の取引で彼女が死の運命から逃れることはできるのか!?
幾重にも張り巡らされた罠をくぐり抜け、テンペストは西側諸国と対等な関係で西方諸国評議会へ加盟することとなった。
リムルの理想とする人魔共栄圏の実現がまた一歩近づいたが、面白くないのは自身の策謀がことごとく打ち破られてしまったロッゾ一族のマリアベル。
彼女はユウキすらも躊躇する奥の手を使うことを決心するが――。
昭和12年7月、「盧溝橋事件」の勃発。帰らない瀧昌に、不安を募らせるなつ美。
けれども瀧昌の妻として、覚悟を見せる!
あなたをまた笑顔で抱きしめるために――。
二人の絆が輝く!