高橋慶太郎「ヨルムンガンド」の20周年を記念した展示イベント「20th anniversary ヨルムンガンド展」が、9月12日より東京・有楽町マルイにて開催された。この記事では会場内の様子を届ける。
会場である有楽町マルイ8階のイベントスペースの前で出迎えてくれるのは、「ヨルムンガンド」を象徴するキャラクターの1人、ココ・ヘクマティアル。作中のココの1シーンがパネル化されており、来場者を会場へ案内するかのように設置されている。
入り口から会場の奥まで続くのは、「ヨルムンガンド」第1話から最終話までの複製原画の数々だ。各話からメインキャラクターであるココとヨナ、そしてレーム、バルメ、ルツ、マオ、ウゴ、アール、トージョ、ワイリが登場する名シーンがピックアップされた。一部の複製原画にはネームも添えられており、見比べることができる。
ココの一行だけでなく、彼らと敵対するスケアクロウやヘックス、殺し屋集団・オーケストラのチナツと彼女が慕う“師匠”らが描かれた複製原画も展示されている。また、ココの兄であるキャスパー・ヘクマティアルと彼を護衛するチェキータ、ココと密かに「ヨルムンガンド計画」を進めたDr.マイアミこと天田南、ココの周辺で暗躍するジョージ・ブラックら、「ヨルムンガンド」を彩った個性豊かな面々にフィーチャーした複製原画も多い。
そしてこれら複製原画の隣に時折高橋からのコメントが掲示されており、作中の描写の理由やキャラクターの裏話的な設定を知ることができる。例えばノーパンのときのほうが射撃がうまくいくというチナツの設定が生まれた背景、バルメのタトゥーのモチーフなどだ。中には「ヨルムンガンド計画」を知ったヨナがココに銃を向ける重要なシーンの解説、高橋が最終話の最後のページを描き上げたときの気持ちを答えたものもある。「ヨルムンガンド」のファンなら見逃し厳禁だ。
会場の中ほどには高橋が描き下ろしたココ、ヨナ、レーム、バルメ、アールのキービジュアルイラストを用いたフォトスポットが用意されている。その右隣には「ヨルムンガンド」各巻の表紙を飾ったイラストを中心に、カラーの複製原画が並ぶ。そして、作中でココたちがアールの墓に花とウイスキーを捧げたシーンを再現した立体展示も設置された。アールの最期を描いたシーンなども展示されており、彼の生きざまに思いを馳せることができる。
会場の最奥にはグッズショップがあり、描き下ろしキービジュアルイラストを使用したアクリルスタンド、作中の印象的なコマを用いたステッカーや複製原稿、単行本全11巻のカバーイラストをメタリック加工で仕上げたイラストシート11種のセットなどが販売されている。またグッズショップのスペースでは、第1話「炎兎」の貴重な直筆のネーム、ヨナやレームが使用する銃のトイガンといった制作資料が展示されている。
「20th anniversary ヨルムンガンド展」は、東京と兵庫で開催。東京では有楽町マルイで9月27日まで、兵庫では10月17日から11月1日まで神戸マルイで行われる。どちらの会場もマルイの公式サイトでチケットが販売中だ。
「20th anniversary ヨルムンガンド展」
会場:東京都 有楽町マルイ8階イベントスペース
期間:2026年9月12日(土)~27日(日)
時間:11:00~19:00(最終入場18:30)
料金:一般当日チケット税込1500円
会場:兵庫県 神戸マルイ4階カレンダリウム
期間:2026年10月17日(土)~11月1日(日)
時間:平日・土曜日11:00~19:00、日曜日・祝日10:30~19:00(最終入場18:30)
料金:一般当日チケット税込1500円
©︎高橋慶太郎/小学館
(コミックナタリー)