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「電子コミック大賞」レインボー考案の次なるトレンドは“飯食いラブストーリー”

2026/9/29 13:35

総合書籍ストア・コミックシーモア主催による「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞 2027」の投票開始発表会が、本日9月29日に東京都内某所で行われ、ゲストとしてレインボーが登壇した。

今年で10回目、取締役・石井隆祐氏が感謝

今年で10回目の開催となる「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞」は、電子マンガのネクストブレイク作品を一般投票で決めるマンガ賞。今年は54の出版社が自薦する計100作品を対象に、男性部門、女性部門、異世界男性部門、異世界女性部門、BL部門、TL部門の計6部門において投票が行われる。

まずイベントに現れたのは、NTTソルマーレ株式会社の取締役・石井隆祐氏。今年で10周年を迎えられたことへの感謝を述べた石井氏は、月1500を超えるクーポンの配布をはじめ、メディアとのタイアップやAIを活用したデータの提供、さらに近年展開している北米を中心としたデジタルコミックサービス・MangaPlazaなど、コミックシーモアが取り組んでいる幅広い事業について説明した。また昨年の「電子コミック大賞」では読者得票数が300万票を超えたことが明かされ、その勢いをアピール。受賞作にはメディア化を果たした作品が多いことも特徴だと伝えた。

レインボーの軽快マンガトーク、日常系は「全部読んでる!」

続いて「電子コミック大賞」と同じく結成10周年を迎え、双方大のマンガ好きであるレインボーが登壇。冒頭のトークでは、先日結婚を発表した池田直人に対してジャンボたかおのいじりが続く。長い移動時間の中でよくマンガを読むと話した池田は、普段はジャンボから「これ読んだか?」とオススメ作品を熱くプレゼンされると明かした。そんなジャンボは、「大人になって、芸人としてやっとご飯も食べられるようになって。それの何が嬉しいって、電子コミックを好きなだけ買えること」と話し出し、「70冊くらいある作品、平気で大人買いしますよ」と語った。

またコミックシーモアが日頃展開している無料公開についても言及。昔読んでいたり、好みのジャンルに偏ってしまいがちだと話すジャンボは、「1話無料公開があると、新たな作品を読むきっかけになるのですごく嬉しいです」と語った。昔はバトルマンガばかり読んでいたという池田が「大人になってからは、食卓囲むような日常系のマンガばかり読んでいて」と話すと、すかさずジャンボも「全部読んでる!」と、日常系作品への熱量の高さをうかがわせる。

次なるマンガトレンドは「飯食いラブストーリー」

2027年に来るマンガトレンドの発案コーナーでは、池田は「AI化」、ジャンボは「飯食いラブストーリー」と回答。ジャンボは「昔のトレンディドラマくらいのベタベタのラブストーリーでありながら、めっちゃ飯を食う話」がトレンドになるとして、ドラマ化されたときのキャスティングについても想像を膨らませた。

さらにネクストブレイク作品を狙うとするなら、どんな設定にしたいかと問われた池田は、闘技場で自らの記憶を賭けて闘う物語を発案。しかし「これはいけるぞ!と思ったんですが、AIに聞いたらすでに何作品かあるみたいでした」と悔しさをにじませた。ジャンボは「めっちゃあっためている案があって……」と前置きし、借金をした人々が地下の労働施設で特有のマネーを賭けて闘うという案を発表。某作品を思わせるその発想に、池田からストレートに「知ってんねん!」とツッコまれていた。

レインボーが原案、榎屋克優が漫画を手がける「メゾン・ド・レインボー」についても話題が及び、榎屋の作品「日々ロック」が大好きだというジャンボがその喜びを改めて語る。「榎屋先生は実際にコントを見て(マンガを)送ってくださったみたいで。我々もキャラクター愛がものすごくあるので、最初に細かい部分を伝えはしたんですが、そこからは手直しはほぼなかったんです。ものすごくキャラクターを理解してくださって、毎回素敵なマンガを描いてくださいました」と感動をあらわにした。

10発クラッカーの金テープにまみれて「ありがたいねぇ……」

続いて2人は、10周年を記念して10発分が込められたクラッカーを発射。金色のテープまみれになった池田に対してジャンボが「ありがたいねぇ……」と謎の一言を繰り返す場面が見られた。

「電子コミック大賞」の10年間を振り返るコーナーでは、事前に用意された、この10年で話題となったトピックについてトーク。池田は「ギャップ萌え」をチョイスし、「いつもジャンボの横なんであんまり気づかれないんですけど、会ったときに『でかい!』とよく言われます」と意外な一面を明かす。また「メディア化」の話題では、ドラマで悪役を演じたジャンボがその魅力を述懐。「面と向かって人に嫌なこと言うなんて、普段はできないんですよね。(悪役の演技が)怪演だった、と評判もよかったので、まだまだやっていきたいです」と意気込みを見せる。

「メロい」というワードでは、池田がLIPSによる「メロい芸人ランキング」で1位を獲得したことに話題が及ぶ。しかしニューヨークのYouTubeチャンネルで行われた「10899人が投票!お笑いファンが選んだ本当にメロい芸人ランキングTOP100」では59位だったことを受け、ジャンボが「LIPSさん、池田がめちゃくちゃ仕事しているんだよな……」となにかを匂わせる一言で笑いを誘った。

(コミックナタリー)