名言4
バカな息子を――それでも愛そう…。

海軍の元帥・仏のセンゴクの策略で、白ひげクルーであるスクアードに刺された白ひげ。スクアードは海軍大将・赤犬に「白ひげは海軍と裏で手を組んでいる」という嘘を吹き込まれ、疑心暗鬼に陥って白ひげを裏切ってしまったのでした。スクアードを責める一番隊隊長マルコ、策略にハマり混乱する海賊たち。しかし、自らを刺したスクアードを白ひげは責めませんでした。逆に、白ひげを刺したことで死を覚悟していたスクアードを抱きしめて、白ひげがいったセリフがこちらの名言。
この一言で、白ひげは嘘をついていないと悟ったスクアード。自分が犯した過ちの大きさと、それをすんなりと許した白ひげを前に泣き崩れます。このセリフによって、白ひげがクルーのことをどれだけ大切にしているかが伝わってくる、感動的な名シーンです。
【この名言は58巻に収録されています】
名言5
ほざくだけの威勢の塊……!!若く…無様…!!!
――…そういうバカは好きだぜ。

海軍の包囲網を抜け、単身エースのいる処刑台に突っ込んでいったルフィ。しかし、海軍の大将たちを前にさすがに防戦一方に。海軍の中将に弾き飛ばされたところを白ひげに受け止められ、なんとか危機を脱するも、満身創痍だったルフィは気を失ってしまいます。ルフィは気を失う寸前までエースを助けようと暴れますが、連戦で蓄積されたダメージがそれを許しませんでした。そうやって倒れ込んだルフィを見て、白ひげがつぶやいたのがこのセリフ。このセリフは、白ひげの男気を感じさせる渋い名言となりました。
【この名言は58巻に収録されています】
名言6
おれァ“白ひげ”だァア!!!!

海軍に囲まれ、総攻撃を受ける白ひげ。助けに入ろうとする部下たちを制し、叫んだのがこの言葉。ここまでくると、もはやほかに言葉はいりません。叫びとともに周りにいた海軍をすべてなぎ払い、たったひとりで海軍を圧倒。その姿はまさに“白ひげここにあり”という堂々たるものでした。マリンフォード頂上戦争において、まさに手に汗握る屈指の名場面となっています。
【この名言は58巻に収録されています】
そんなわけで今回は名作マンガ『ONE PIECE』から、頂上戦争の名言の数々をご紹介させていただきました。ワンピースの特徴でもある任侠と男の世界の魅力が存分につまった名言の数々に、思わず胸が熱くなるものばかり。ワンピースは今なお連載中で、今後の展開からも目が離せません。まだちゃんと読んだことがないという人は、是非この機会にワンピースをチェックしてみてください。
作品名:ONE PIECE
作家名:尾田栄一郎
ジャンル:少年マンガ
冒険 /
アニメ化 /
ドラマ化 /
出版社:集英社
雑誌:週刊少年ジャンプ
シリーズ:ONE PIECEシリーズ
DL期限:無期限
