レビュー検索結果
1429件中
1~100件を表示
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読んでおくべき
昔読んだ時には理解できませんでしたが、大人になって読み返したらちゃんとストーリーも理解できました。少年少女たちの、自分の自由にならない人生を描いた、せつない名作です。
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子どもの時に読んだ
子どもの時に、道徳の時間か何かで読んだ記憶があります。読み直すと意外に覚えていなくて、意外に新鮮な気持ちで読めました。
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ロートレックの挿絵があります!
ジュール・ルナールの文章も情緒があって素敵ですが、ロートレックの挿絵が掲載されているのがたまりません!
紙の本の方が味わいがあるとは思いますが、デジタルなら拡大して見れます!
美術展で見て本を買わねばと思っていましたが、なかなか入手できなかったので嬉しい😍
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元祖二重人格
二重人格という言葉の生みの親というか、元祖二重人格ストーリーというか、いろいろな意味で古典的名作です。長編ではないので、チャレンジしやすいと思います。
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森田草平の訳
作品自体も世界的に有名な不朽の名作ですが、夏目漱石の弟子のひとりの森田草平が訳しているのが貴重です。夏目漱石は英文学者なので、その弟子が英文学を訳せるのは当然ですね。
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人生のBible
若い頃に読んでとても、影響を受けました。人生のBibleです。作者の人生を知っていると、より心に響きます。 読めばタイトルの意味もわかります。
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芸術家の苦しみ
内容としては芸術家の苦しみですが、誰もが抱える生きる苦しみともいえるのではないでしょうか。自分にも刺さる深い作品です。
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父から子どもへ
父から子どもへ伝えた言葉ですが、大人が読んでも心に響くものがあると思います。有島武郎の作品の中でも有名作品の一つです。
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名作
個人的に大好きな小説です。有島武郎の名作長編小説です。1人の女性の、激しい半生が描かれていて、共感はできないけれどとても引き込まれます。
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代表作
佐藤春夫の代表作です。佐藤春夫は谷崎潤一郎の奥さんを譲ってもらったという話で有名ですが、作品は退廃的で独特の世界です。
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代表作2
「田園の憂鬱」と同じくらい有名な、佐藤春夫の代表作です。この本のおかげでスペインの漢字を知ることができました。
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悲惨小説
樋口一葉の作品の中でも、悲惨小説に入るような、かなり悲惨なストーリーの小説です。特にメインで登場する二人の女性は、どちらも苦しい立場でやるせないです。
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泣けます、民さ~ん!
有名な政夫と民子の悲恋の物語です。民子の墓の前に悄然と佇む政夫・・・涙、涙、涙。愛と死を見つめて、ある愛の詩、とか女性が亡くなり男性が生き残る流れがタイタニック以来、男性が亡くなり女性が生き残る流れに変わりました。
切なく儚い女性像から強く自立した女性像への転換なのでしょうか。
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安楽死について
安楽死という現代でも通用する、難しいテーマの小説です。考えさせられる内容です。短編なので簡単に読めますが、深いテーマです。
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ジブリしか知らない人へ
ジブリの「風立ちぬ」しか見ていなくて、その原作だと思ったら大間違い。まったく違うお話です。ぜひこちらの本家本元の「風立ちぬ」を読んでもらいたいです。
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名作
「大つごもり」とは大晦日の意味ですが、大晦日に貧しさが身に染みるというのは日本独自のものかもしれません。そういう貧しい人々の悲哀を描いた名作です。
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このレビューはネタバレを含みます▼
樋口一葉の作品の中でも、嫁ぎ先での色々があって、実家に戻ったら、家のために我慢しておくれと言われてしまう、女性の悲しさが描かれていると思います。この御値段なら、買っても良いと思います。
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美女は怖い
深層の令嬢で、美人という女性。なぜか縁談話がまとまらない。やはり美人は怖いな、と思った作品でもあります。恋する青年も悲しいです。
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お得
田山花袋の代表的な作品の一つで、中編小説です。田舎の教師になった青年の話で、自然主義の作品としても有名です。このお値段ならお買い得です。
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面白い!
「蒲團」といい、キモいおじさんを書かせたら素晴らしい田山花袋の、やはりキモいおじさんのお話ですが、とにかく小説として面白いです。短くて衝撃的に終わるのも良いです。
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お買い得
このお値段なら高くないと思います。田山花袋の代表的作品の一つです。短編ですし、内容としては歴史もので、面白くもあります。
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代表作
田山花袋の代表作品。自分のことを赤裸々に描いたと言われ、気持ち悪いといえばそれまでですが、主人公は哀れで滑稽なほどです。筆が上手いので一気に読めてしまう。
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教科書掲載作品
たぶん、習ってない人は居ないと思うくらい、教科書掲載作品の中でもおなじみです。大人になると意外に話を忘れているので、読み返すと面白いです。
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このレビューはネタバレを含みます▼
エリスに感情移入して読むと、とにかく太田豊太郎が最低な男に見えてきますが、主人公に感情移入して読めばそれなりに同情もできます。
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考えさせられる
どちらも考えさせられる内容の短編小説で、教科書にも載っていたと思います。森鴎外の小説だけど口語体なのでチャレンジしやすいと思います。
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超有名作品
森鴎外の作品の中でも、超有名な2作品が収録されています。「舞姫」は文語体ですが、頑張れば読める感じです。高校で学ばなかったので、大人になってから読みました。
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元祖BL?
男性の同性愛の作品って、意外と文豪も書いてるよなあ、という印象です。元祖BLというか、男性同性愛を森鴎外がどう書いたか知りたい人にはおすすめ。
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有名作品
森鴎外の代表作のひとつです。有名作品で読んでいかなきゃと思っていました。犠牲とは何かを考えさせられる作品です。
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怖い話
多分、寓話として読むのが正解なんでしょうけど、怖い話でした。短いし、すぐに読み終わりますが、怖さでインパクトはあります。
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一番面白い
坂口安吾の短編小説の中では、これが一番面白いと思います。タイトルからして惹かれます。それでいて色々考えさせられます。おすすめです。
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映画化もされました
たしか、カンヌ国際映画祭で賞をとった映画の原作だと思います。映画は見ていませんが、坂口安吾の小説は面白いです。
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代表的作品
坂口安吾の作品の中では一番有名かもしれません。女の気持ちが最後までよくわからないのですが、戦争の混乱期がユーモアを交えて描かれています。
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これでもお得
実は無料の電子書籍も出ている作品ですが、それでもこのお値段なら高すぎるということはないと思います。読みやすかったです。作品としてはもちろんおすすめです。
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ラスト
太宰の短編で、ヒロインが語り手です。女性が主人公の作品の中でもラストの結末が個人的には好きです。暖かい気持ちになるし、おススメです。
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女語り
太宰の作品のいくつかは女性の語りですが、これもそうです。主人公の気持ちの変化の理由はなんだか複雑です。一読の価値ありです。
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名作のパロディ
タイトル通り、シェイクスピアの「ハムレット」のパロディです。太宰っぽいよくわからない1人で語る箇所があって、ぜんぜんハムレットっぽくないですが、面白いです。
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無料でも読めるけど
作品は短編で、姉妹のストーリーです。この作品は無料で電子書籍で読めますが、このお値段なら出しても損ではないと思います。作品はおススメです。
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晩年の作品
芥川龍之介は、子どもでも読める簡単な作品もあるし、古典を題材にした作品もありますが、晩年の作品は難しくて理解もしにくいです。この作品も簡単ではありませんが、短編ですしチャレンジしやすいです。
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文明開化
ちょうど明治の文明開化の時代の話で、きらびやかな世界観です。元ネタがあるらしく、それは日本が遅れているとか、日本人女性が醜いとか、差別たっぷりな外国人の文章らしいのですが、この小説では日本人が美しく描かれています。
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悪役の桃太郎
誰でも知っている「桃太郎」の話をっ元ネタにしていますが、この作品では桃太郎の方が悪役で、鬼ヶ島の鬼が被害者になっています。面白かったです。
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キリシタンもの
芥川龍之介の作品の中でも、キリシタンものを中心に集めた短編集です。あまり読んだことのない作品が多くて、短編なので手も出やすく、良かったです。
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絶筆
芥川龍之介の自〇前夜に書かれたということで、関心があって読んでみました。難しいし、わかろうとしても解らない部分もありますが読んでよかったです。
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芸術家の狂気
中学生くらいの頃に、これの元ネタの古典を授業で習った気がします。古典とは異なる部分もありますが、芸術家の狂気が描かれていて印象に残っています。
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難しい
別に文章が難しいとか、言葉が難しいとかではないですが、どう解釈すればよいかわからない、皮肉っぽい小説です。社会批判と考えられなくもないですが、色々考えさせられます。
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短歌集
芥川龍之介の短歌は、イメージになかったので新鮮でした。電子書籍だからこそのラインナップで、短歌にも触れられるのは良いと思います。
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良いラインナップ
「蜜柑」は教科書に載っていた時期もあるし、センター試験にも出たことあるかな?そういう御馴染みの作品もありますが、それ以外の作品も入っていてバラエティに富んでいます。
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教科書掲載作品
「羅生門」は誰でも教科書で読んでいる作品で、他にも子どもの頃に読んだような有名作品も入っていますが、あまり読んだことのない作品も入っています。おすすめです。
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キリシタンもの
芥川龍之介がキリシタンものを書いていたことは知っていたので、読んでみました。簡単ではないですが、頑張って読んで理解したい作品です。
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古典もの
芥川龍之介は古典を元ネタにした作品が多いイメージですが、これは古典を題材にした短編が集められていて良かったです。知っている作品も知らない作品もありました。
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知らなかった作品も入っている
「蜘蛛の糸」と「杜子春」は子どものころに読んだことがって、懐かしいという感じがしました。意外とストーリーも忘れていたりします。でも読んだことのない作品も入っていて、とても楽しめました。
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有名作品
有名だけど、あまり読む機会のなかった作品が収録されていて、勉強になります。芥川龍之介は教科書にも載っているし、知っているつもりだったけどそうでもないことに気がつきました。
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お手頃価格
無料版もあるので微妙ではありますが、この値段で読めるのはやっぱりお得だと思います。宮沢賢治の代表作の一つです。必読です。
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歌舞伎
歌舞伎に詳しくないのでよくわかりませんが、市川団十郎が市川染海老蔵の頃、この演目をやっていたような気がします。泉鏡花の代表作の一つです。
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演劇
泉鏡花は戯曲も多いですが、これも演劇で人気の作品です。なかなか演劇は見に行けないけれど、電子書籍なら気軽に読めるのでおすすめです。
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めくるめく鏡花ワールド
泉鏡花野幻想的な世界観が、存分に発揮された作品です。動物も植物も区別なく、一緒に幻想世界へ入っていってしまいます。
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鏡花ワールド
泉鏡花らしい、幻想的で怖くて美しい、独特の世界観が楽しめます。泉鏡花の文章は難しく感じられますが、それでもチャレンジしてみる価値はあると思います。
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代表作だけど
泉鏡花は幻想的なストーリーが多く、文語体なので難しくてなかなか読めないイメージですが、この2作品は現作風もちょっと違ってて面白いです。
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演劇作品
戯曲です。玉三郎も演じていたような記憶があります。泉鏡花の作品ですが、幻想の世界ではなく、現実の世界の愛憎物語です。熊さんがちょっとストーカー?っぽいですが、面白い作品です。
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恋の話
人間ではない天守と人間の恋物語です。演劇でよく上演されています。玉三郎とかやっていたような…。有名作品です。
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夢久の童話
夢野久作が童話を書いていたことは、この本で初めて知りました。お値段も安いので、新たな夢野久作の魅力に触れられるおすすめ本です。
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面白い
読んだことのない夢野久作の短編ばかりが収録されているので読んでみました。面白かったです。良いラインナップだと思います。
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夢久の随筆
夢野久作の随筆は読んだことがなかったので、読んでみました。小説とはまた違った面白さがあります。夢野久作ファンにもおすすめですが、随筆から入っても良いかも。
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書簡体小説が多い夢野久作の作品の中でも、優れた短編です。無人島に残されたきょうだいの告白をした瓶詰めの手紙で構成された作品です。衝撃だけど短いのでチャレンジしやすいです。
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好きな作品
夢野久作の作品の中でも好きな作品です。書簡体小説で面白いです。内容は怖い女の話ですが、読み始めると引き込まれてしまいます。
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代表作
夢野久作の代表作の一つです。江戸川乱歩も激賞した傑作です。面白いですし、短い作品なのでチャレンジしやすいと思います。お値段もお手頃。
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読破に根性が必要
夢野久作野代表作にして、日本一の奇書としても有名な長編大作です。読破するには根性が必要で、一度読めても理解するには足りない、読み応えのある作品です。
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安い
この値段で読めるなら安いと思います。谷崎潤一郎の文学の中でも代表作の一つです。ちょっとロリ⚪︎ンなんじゃないの、とか、光源氏みたい、とか色々言われていますが、読めば面白いです。
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脚フェチの爺さん
すごい脚フェチのお爺さんのお話です(笑)。そう言ってしまうと馬鹿みたいですが、とにかく面白くて引き込まれます。人間のドロドロした欲望がここまで描かれていると、逆に清々しいです。
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傑作
谷崎潤一郎のデビュー作と、「秘密」という傑作2篇が入っているので、悪くないと思います。まず谷崎潤一郎を知りたい方には、この2篇のセットはおすすめです。
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これはお得
上、中、下が全部収録されてこのお値段はお得です。谷崎潤一郎の後期の傑作、不朽の名作です。ぜひ、一度は読むことをお勧めします。
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このレビューはネタバレを含みます▼
確か中学三年生の国語の教科書に載っていたと思う。私が初めて読んだ山本周五郎の作品であり、また自分の人生で初めて「芸術とは何か、どうあるべきか」を真っ向から問われた作品。ぴーんと張り詰めたような冬の空気の中、迫るお城での鼓くらべに備えるお留伊と、その鼓を聴きに来る謎の老人。その老人の正体と言葉の意味に気づいた瞬間、音楽とは、芸術とは何なのかという問いの答えにも気づいたお留伊。芸術において優劣を競うことの無意味さに気づいたお留伊と、「あなたは打ち間違いなどしなかった」と必死になる師匠との対比は、真の芸術に目覚めた者とそうでない者との差を、残酷なまでにはっきり読者に見せつけている。こんなに短い作品なのに、なんという深い味わい。さすがは山本周五郎。
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山本周五郎の傑作短編の一つ。大工の若統領・茂次の不器用さ(大工としてではなく人間として)と口下手がもどかしくもいじらしく、胸を打たれる。その不器用さと口下手故に、彼の言動は時に不義理や親不孝、不人情に見えるが、その言動の裏には相手への思いやりや両親への思慕の情など、あたたかな心が隠れている。そして、彼を支えつつ孤児たちの面倒を見るおりつの存在。おゆうに嫉妬や羨望を感じても、それを極力態度に出さないようにして、子供たちと一緒に読み書きを教わる健気さ。互いに支え合い、補い合いながら、温かい夫婦に、そして家族になることだろう。読み終えた後、心が温かくなる作品である。
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簡単に言ってしまえば、働かずに親のすねをかじるスケコマシ野郎が、親友の妻を奪おうとして全てを失う話、なのですが、色々考えさせられる部分も多くて、他の漱石作品とも繋がる名作です。
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お買い得
随筆というか短編小説というか悩みますが、「文鳥」も入っているし、結構有名作品も収録しつつ、あまり読まれていない評論も入っています。漱石のあまり知られていない部分が読めて、このお値段はお買い得です。
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人を裏切って結婚した夫婦の物語で、いわば道ならぬ恋の行末の話です。なんとなく「こころ」の先生と奥さんとか、もしかしたら「それから」の代助と三千代の(三千代が生きていれば)行く末なのかな、とか思いながら読めてしまう。
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未完
長い、そして未完ということで、読み進めるのが大変だったけれど、読み終わったら続きをどうして読めないのだろうと思うほど、のめり込んでいました。未完の大作、そして名作です。
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教科書掲載作品
「夢十夜」はけっこう教科書に載ってますから、1部は読んでる人も多いかなと思います。「文鳥」はエッセイっぽい短編で、動物愛護精神が欠落していると一部では不評ですが、個人的には良い作品だと思います。
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意外に読まれていないかな
タイトルはよく知られているし、漱石の作品だけど、意外に読まれていないかもです。漱石の小説に登場する大胆な女性が出てきて、人によっては悪女と考えるかもですが、私は好きです。
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気軽に読める
短編集ですし、エッセイっぽい感じで、けっこう気軽にサクサク読めると思います。気軽に読めるけれど、ちゃんと読み込むと深くて考えさせられる内容もあるので、ちゃんと読み応えもあります。
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お買い得
無料の電子書籍もありますが、それでもこのお値段はお得です。長篇小説ですが、面白いのでスイスイ読めてしまいます。まだ読んだことないひとも、昔読んだひとも、ぜひ読んでみて下さい。
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なんとなく「こころ」と似ていて、初めは別に好きでも何でもない相手でも、別の男に取られそうになると、急に好きなのかもと考え始めるあたり、いかにも漱石作品です。興味深いですよ。
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長いけど
漱石の自伝的小説で、ちょっと長いけど漱石の出生の事情と同じような境遇の主人公の話で興味深いです。個人的には、結構スイスイ読めました。お値段もお安いですし、お買い得だと思います。
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芸術家とは
有名作品だけれど、意外に読まれていないのかも。芸術家とは、ということが描かれていて、芸術家が主人公の話を読みたい人にもおすすめです。
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安い!
まあ、無料版もあるんですけど、それでもこのお値段なら安いのでは?有名作品で、まだそこまで暗くないストーリーですから、まだ読んでない人は気楽にチャレンジしてみてください。当時のエリート学生も意外とお金に苦労するんだな、とかわかって面白いです。
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このお値段でこの長編小説を読めるのは、やはりお買い得だと思います。兄の精神状態が怖いというか、はっきり言えば病んでるのですが、他の家族との緊張感も相まって、読み進めてしまう作品です。
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教科書でKがじさつするくだりの「先生の遺書」の1部は読んだけど、全部は読んでないひとには、お手頃価格ですし、おすすめです。
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気持ち悪いのに読んでしまう、、、
一言で言うと、盲目のサイコパス殺人鬼。初めは執着ストーカーかと思ったんだけど、いやいや違う。執着の対象は触覚。そして遺体を公に晒すときのやり方がサイコパスで、文章からイメージされた盲獣の喜々たる笑みが頭から離れなくなる。めちゃくちゃ気持ち悪いのに、何故か読み進めてしまう人を惹きつける文章力に感嘆。
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随筆集
乱歩作品を読んだことがある人はたくさんいるでしょうし、明智小五郎は日本で最も有名な探偵のひとりですが、随筆は読んだことがなかったので新鮮でした。
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教科書掲載作品
教科書掲載作品ですね。文語体出難しいし、高校で習っている人も読み直すのにおすすめです。習ってない人も教養のために読んでおきたい作品です。
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母と子のなんとも奇妙な関係
淡々と、また時にはユーモラスに綴られる、ルピック家の末っ子「にんじん」とその家族の物語なのですが、母親とにんじんの関係がなんとも奇妙。兄と姉には優しいのに、にんじんに対しては冷たく、にんじんにだけメロンを食べさせないとか、嫌な仕事(狩の獲物の息の根を止めるとか)を押し付けたりなど、どう考えても○待なんですよね。しかも作者ルナールの実体験を基にしているというから、驚きです。昔から毒親は存在したんですね。この翻訳は少し古さを感じますが、レトロなイラストにマッチしていて、その古い感じが逆に良い味を出していると思います。
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スタンダール『赤と黒』のアレ
有名な話で、『赤と黒の』パクリというかオマージュというか、そのまんまのシーンがあることで有名。ただ豹馬の若さゆえのジリジリした感じは読んでいてどこか微笑ましかった。
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歴史小説
短編でとっつきやすいですが、歴史小説なので好き嫌いは分かれるかな?個人的には歴史の知識があまりないので、よくわかってないかもですが面白かったです。
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難しい
太宰作品は、人気がって読みやすいものと、そんなに知られていなくて読みにくいものにわかれますが、これは後者です。難しくて読みやすいとはとても言えませんが、これが理解出来たら頭いいって自慢できそうです。
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教科書
教科書にも載っていた作品で、内容は難しくないし、読みやすい短編だと思います。学校で習った人も、もう一度手にして読んでみたらまた違った感想があるかもしれません。
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難しい
とにかく難しいです。なかなか理解できません。難しいです。何度も読んでいますが、やはり難しいです。でも太宰はこういうのも多いので、だんだん慣れていくとクセになります。
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とっつきにくいけど
難しいです。太宰の他の作品と比べても、難しいし、読み始めたらとっつきにくいと思います。でも、こういう難しい作品を読んでみないと、太宰を好きとは言えない気がして頑張って読んでます。
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パロディ
いわゆる古典の御伽草子のパロディで、太宰節炸裂な、皮肉っぽい内容になっています。よく知っている昔話なので、元のストーリーとどう変わっているかもよくわかります。
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教科書掲載作品
今も載っているのかわからないですが、昔は教科書に載っていました。だから結構馴染み深い作品だと思います。今読み返してみると、高校の時とは違う感覚で読めるのでおすすめです。
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面白い
決して簡単でわかりやすいわけではないですが、なんか面白い作品です。ユーモアを感じるような気がします。太宰作品の中では、好きな作品です。
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作者の故郷
作者の故郷は青森なので、故郷への思いが感じられる作品です。と言っても、ほのぼのしたいいお話というわけではなく、やはり斜めから物事を見ているという点は太宰らしいです。
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