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新たな出会いが
表紙含めて396ページ。それぞれ短編で手軽に読めること、作家様ごとの味わいがよかったです。
巻頭の、二代目魔王と4年に一度の休暇話は設定が面白かったです。
王道のすれ違い『嘘の溺愛なんていらないのに!』目的でしたが、『おひとりさま魔術師はまだ春を知らない』は他の方のレビューから読んでみて、新たな出会いになりました。疲れた大人が雪籠りの日に突然来た男が詐欺師ではないかと疑いながらも、“(いずれ壺が出てきたら…壺を買おう)”と夢のような七日間を過ごす代償に立派なカモになる決意を固めるところなど、設定や表現がとても好きでした。
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