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前作ではいけしゃあ×2とした受けでしたが
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受けは攻めから愛してるとか前作で言ってもらって、お前の身体に触れていいのは俺だけだとかめちゃくちゃ熱い愛の台詞も囁かれていましたが、一年近く付き合ううちに、だんだんと2人の仲はいい意味でこなれてきて、寄り添い合うのと同時に、お互いがいて当然みたいな空気感も醸成されて、だんだんとお互いの気持ちが見えなくなってきてしまったのかも…そんな中、弟の入院手術、弟・患者から頼りにされる攻めを見て、攻めにとって自分ってなんなんだろう…みたいな気持ちになってしまったの容易に想像できる。特に、弟さんの病室入り浸りで、送り迎えもしなくていいから、って言われた時は、なんか突き放されたように感じたんだと思う。自分もかつて彼の患者だった。そして、自分とよく似た弟。自分って本当に攻めから必要とされているんだろうか?という存在証明。多分、攻めは弟の手術がおわるまではそっち優先して、それがおわったら2人の時間を大切にしようと思ってたんだろうけど。攻めの不器用なところが出たな、と思う。そんなに受けがぐるぐると思い悩んでいるなんて考えつかなかったんだろうね。なんか攻めは誰にでも優しすぎて、ハッキリと弟氏の告白を断るシーンもないし、思った以上に不器用というか、自分の身内認定した人には八方美人なんだな、と。まあ、あの時は手術前日だし、あまり刺激したくなかっただけなのかもしれないし、自分が他人からそんなに好意や信頼を寄せられているということに対して無頓着なだけなのかもしれないけど、受けが胃に穴開くほど悩ませて、傷つけてしまったのに、フォローがこんなに遅れてしまったことはちょっと悲しいかな。攻め自身受けとの関係に悩んでて、受け以外のことに思考を割く余裕なかったのも感じますけどね。でも、弟氏にはキッパリと恋人いるって言って欲しかったかな…聡明な弟くんは自分で正解を見つけましたが、あのシーンも攻めの残酷さを感じた。ああいう結末で終わる淡い恋、胸が痛くなるよ。わたしは好きな人から引導を渡してもらえないって、その価値すらもないという事と同義だと考えるタイプなので、攻めは結果的により痛烈な痛手を弟氏に味わわせていると思うのですが…前作よりも苦いお話でした。受けは思ったより強くなかったし、攻めは思ったよりハッキリと物事に白黒つけてくれる人じゃなかった。2人とも不器用すぎて一年も付き合ってるのにこんなことで仲違いして。切ない
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作中出てきたスポーツ選手の女性、神経質でややヒステリー持ちなかたなんでしょうね…退院する頃には悪いことをしたとか言ってたみたいですけど、謝ってすむなら警察はいらねーという言葉が昔っからありますよね。強い言葉を使う人は、この言葉がそのままの強さで自分に跳ね返ってくることを覚悟して使用するべき。自戒を込めて。そういうわけで、攻めが病院を追われたというのは悲しかった。ままならない社会の病理。そんななかで深まっていく内科の受けとの距離。受けの病んだ肩とか、攻めの暖かい手という表現めちゃくちゃ好きだったんですけど、エチがあっさりすぎて少し残念!この2人のちょっとひねくれた関係性すごい好きだから、続編があると知って歓喜乱舞!!2人とも不器用そうだから、受けの方から攻めの家に会いに行ったの悶えました。しかもクリスマスに!会う予定たてるのもおぼつかない感じがすきだーーー!また同じ職場で2人のラブが見れるのが嬉しいです。お仕事ガッツリ系BLですね。
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独特の世界です
好きな人はすごい好きだけど、好き嫌いがはっきり分かれるだろうなって本です。
育巳くんがかわいそうで、せめてこれから幸せになって欲しい!
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