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ピッピという現象
優しくて悲しい、常識的で有りながらその範囲をいつの間にか越えさせてくる
おとぎ話のその先のようなお話です
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四半世紀経ってても忘れられない作品たち
山本直樹先生ご自身セレクトのベストワークス、3巻目です。もちろん他2冊も持ってます。フラグメンツは発売当時に紙で買っています。
二次元萌えじゃない、実体験に密接するような生々しさは、四半世紀経っても変わらなく感じます。
「この町にはあまり行くところがない」を初めて読んだ時、あまりのエロさに背後を確認しました。たしか田舎の喫茶店の置き雑誌で、ビッグスピリッツだったんですね。あとがきを見たら1997年!バブル崩壊後で世紀末、いまウィキったら流行語大賞が失楽園で今年の漢字が「倒」でした。なんか謂れのない閉塞感と、息を詰め過ぎて何もかもがどーでもいーわーって投げ出したくなるような空気を、この作品集を読むとじわじわと思い出されます。
作品自体は読み応えありまくりで何度読んでもやっぱ面白い!その上、一作品毎に書かれた解説もすごくすごく興味深いです。オマージュとかどっから引っ張ってきたとかいちいちおもしろい。
作品はR指定なのでエロとグロがそれなりにあります。
グロはあんまり得意じゃないのですが、エロはため息が出るほどです。手の差し入れ場所とか角度とかだけでもリアルです。
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ロリコンって辛いんだな…
私がこの漫画を読んだのは中学生の時でした。今でも書籍持ってます。
中学生の私にエミちゃんは衝撃的で、自分の価値観を根本から揺るがすものでした。
古屋兎丸をなんも知らない状態で読んだら、もう全然受け入れられなかったと思います。でも、私はもともと古屋さんのファンで漫画をリアルタイムで集めてたので、どんな内容でも受け入れる気持ちがある状態で読みました。だから、エミちゃん読んだときは、古屋さん小さな女の子が好きなことでこんなに辛いんだ…可哀そうって思いました。内容は、まるで古屋さんがロリコンである自分を蔑んでナイフでぐちゃぐちゃに傷つけてもだえ苦しんでいるような、そんな感じです。
子供に性的行為をするなんてその行為自体は絶対に許せないことです。被害当事者には小児性愛の人も苦しんでるんだなんて、間違っても言っちゃいけないことだと思います。子供を傷つけるだけの一方的な小児性愛については全く肯定していませんが、こんな苦しみもあるんだ、と多感な時期に知り、憐みの感情が生まれたことは、人の見方を養うには重要なことだったし、多くの芸術作品を理解するためにもよかったと思っています。
最後にすみません、古屋さんをロリコンと決めつけて書いていますが、(漫画の内容はそうでないと描けないものだと思ったので…)、実際は分かりません。憶測です。
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このレビューはネタバレを含みます▼
短編集ということでいろいろな角度から描かれている作品や美麗なイラストがぎっしり詰まっていました。特に好きな映画の挿絵があったのでテンション上がりました。
でも、中にはかなりグロテスクでトラウマものの話もあり…。
ほかにもぶっ飛んだ内容のギャグや、幻想的なストーリーの読み切りもあり充実した一冊でした。
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シリーズ1冊目
これもすごく良い。
タイトルの響きに、うお!と思ってしまった。
そしてその表題作がラストにくるんですが、最っ高に良かった!
これ読んだ方、どう捉えたか話したくなります。
私は作品のその後を、勝手に確信しています。
これ、自分の恋愛遍歴に拠るかも(笑)
どれも良いのですが、『泳ぐ』『肉彦くん〜』が特に好き。
山本先生、エロいんですよね。
でも、エロくないんですよね。
もちろんエロさあってこそなんですが、そのエロくなさの方に魅力が詰まっている気がします。
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世界観が良い
絵が好きです。漫画というより絵本を読んでいる感覚。内容も世界観も意味わからないので、落ち込んだ時に読むと元気が出ません。この世界はチャー子が全てで、理不尽な世界であります。1巻目購入して、意味わからなくて、2巻目も購入しましたがまだ腑に落ちない。早く3巻目出してほしいです。とにかく意味が分からない。そこが好きです。
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不器用さに寄り添う優しさ
温かみのある短編集だと感じた。
各話でスポットを当てられるのは、進路に迷う女の子、工場勤務者、ヤクザ。
どちらかというと不器用で、社会のレールにうまく乗れない人たち。そういう人を主人公にして、それぞれの不恰好な決断を、親しみを持って肯定する優しさがあるように感じた。
絵柄と合わせてかなり大人しい作品集だけど、好きになる人は結構多いんじゃないかな?
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なぜかチャチャチャしたくなりませんか
全てがチャチャ、チャー子のためでチャー子が中心なんですね。不思議な世界ですがチャー子のためにあるようなものです。
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表紙買いしましたが
読んでみると絵柄が少し違う?と当初は思いました。表紙の女の子より可愛いキャラは出てきません(笑) 買ってもらう為の手段だなーと思いました。
次作の黒船に比べて本作は面白く読める話が多く感じます。 絵だけ見てもかなり独特で絶妙な巧さがありそれだけでも楽しめます。
オススメは象夏、象の散歩、あさがお辺りですかね。
一味違った漫画が読みたい方はオススメです。
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題名が好き
題名で買って読んだ作品。
題名はそれぞれの作品から
とっただけとの事。
それでもこの作家さんの
雰囲気と絵が好きです。
短編集なのでさらっと読めるし
設定も面白いです。
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いい感じのヌケ感
このはちゃめちゃな感じ、いいなあ。バルセロナ・オリンピクが出てくるほど昔に刊行された本だけど、ギャグは古びていない。
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シリーズ2作目
お〜〜…!
山本先生おもしろ!!
自分の漫画の読み方と、先生の作風がすごく相性が良いみたいです。
練りに練ったというよりは偶発的に生み出された世界。
これっきりしかこの瞬間は見られない場面を楽しむ…様な感覚で読んでました。
だから、オムレツはなきゃならないんですよ。絶対!
(←読めば分かります)
雰囲気だけにならないで、しっかり読ませてくれるのがイイ!
『田園』『夕方のおともだち』『学校』が特に好き。
その中でも『夕方のおともだち』がサイコー(笑)
あとがきと、インタビューもすごく面白い!!
シリーズ3冊目で、サブカルに洗脳しようと思ったのに腐女子に育った娘さんとのインタビューが読めるのでとても楽しみ。
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作者のオナ二一マンガ でも
そんなの関係ねぇ!
作者が描きたい物を描いているのが伝わります。ごちゃごちゃしてて話が分かりにくい所がありますが黒田硫黄さんの持ち味といったところでしょうか。
最後の話はさらばユニヴァースというタイトルで
スピッツの隼にも収録されています。
この曲を聴きながら読むと10倍楽しめますよ。
スピッツファン、黒田硫黄ファンはお試しあれ
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