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レビュー検索結果 2件中 1~2件を表示
  • 作家: 有允ひろみ / もなか知弘

    ジャンル: ライトノベル

    雑誌・レーベル: 黒薔薇ミエーレ文庫

    巻数: 1巻 価格: 600pt
    (3.0) 投稿数1件

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    謝罪からの仲直りはハーレクイン
    ネタバレ
    2021年10月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローの過ちから始まったおかしな花嫁計画に巻き込まれたヒロイン。
    ヒロインの素の人間性を見るために、ヒーローはわざと冷淡だったり、怒らせるようなことを言ったりと、ヒロインは感情的に振り回される。
    そして、ヒーローの屋敷へと移り、そこからは、ベッドでの教育をしていくヒーローに貞淑なヒロインは反発し、拒絶するも、花婿の望みだと言われて、受け入れていく。体の快楽が心をも引きずるのが女性の性であり、ヒロインもヒーローに抱かれていくうちに、心も傾けるようになってしまう。
    そんな自分を戒めるために、花婿の写真をベッドに持ち込むヒロインを見て、ヒーローは誤解し激昂してしまう。そして、ヒロインと偽りの写真の花婿を結びつける手紙を書いてしまう。そこから、ヒーローの計画は大幅に狂い始めてしまう。ヒロインの写真をみて、偽りの花婿も一目惚れしてしまい、ヒロインを手に入れようとする。そこからは、ヒロインをトラウマに引きずり落とす事件があったり、誤解のままに結婚話は進んでしまい、ヒロインはヒーローの言葉は偽りだった受け止め、全てを受け入れる。ヒロインの事件でおった心の傷の深さや、偽りの婚約者にされたヒーロー従弟男性など、ただの謝罪では済まされない計画をしたヒーローなのに、全ての真相を知ったのに、ヒロインは騙されたことよりも、ヒーローと結婚出来たことをひたすらに喜び、自分や巻き込まれた男性などの被害など、何にも気にせずに、そのままハッピーエンドへ。
    その愛さえ告白すれば、何でもOK、全ては愛さえあれば、許せるというハーレクインのような終わりかたで、拍子抜け。可哀想な生い立ちで、女性や愛情を信じられなくなったヒーローの人生は可哀想だけど、ひどい計画でヒロインを騙し、従弟には邪な考えを持たせてしまい、あげくのはてには、ヒロインにひどいトラウマを持たせる事件まで誘発させてしまう所業は二人が結婚出来たからめでたしとはならない罪だと思う。ヒーローを結婚させたい為に、そんな計画に乗った大伯母も同罪。普通にヒロインを呼び寄せて、人間性を見て信じられないようなら、結婚をしなければいいだけなのに、変な計画をするとは。性格がネジ曲がりすぎているヒーロー。
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  • 作家: 雪宮凛 / 弓槻みあ

    ジャンル: ライトノベル

    雑誌・レーベル: 黒薔薇ミエーレ文庫

    巻数: 1巻 価格: 600pt
    (2.0) 投稿数3件

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    途中から駆け足のテンポ
    ネタバレ
    2021年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 途中から駆け足のテンポで、なぜヒロインの母が、父王の元に嫁ぐことになったのかのエピソードとかなくて、読み手が想像するしかない状態。
    ヒロインの異父兄とその父親も登場するのに、こちらとの過去を含めた話し合いもなくて、さらっと流されてる。ヒーローの家に落ち着き、メイドたちも各々に伴侶を見つけたようで、それもさらっと流されてる。ヒーローたち三人がなぜか、大人たちに呼ばれてケガしたのかも、いまいち不明な表現で、?が浮かぶように、助け出されてからが、かなり駆け足表現で、さらに疑問なのが、ヒーローを拾ってくれた家は貴族なのに、どうにも様子が普通の庶民みたいな様子で、ヒーローが仕事に出たりとしているし、貴族の仕事は領地運営のはずなのに、その様子もなく。ヒーローに協力した人たちは、平民の暮らしなのは分かるけど、ヒーローも平民の暮らしみたいで、貴族の屋敷に住みながら、平民として生きてる感じなんだろうか。そして、あまりにもの無知からくるヒロインの拙い告白に照れまくるヒーロー。
    元王族で、拾ってくれた家も貴族なのに、言葉使いがなんとも緩くて汚いヒーローにも、設定との違和感が。
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