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「坂の上の魔法使い」本編その後の後日譚です。
総督になったラベルと顧問になったリーのその後の生活が描かれた外伝。人と魔法使いとの共存に注力するラベルの頭の良さが光り、相対するように、本編よりちょっと力が抜けて、自由気ままに過ごすリーのやりとりが面白いです。本編では暗く思い過去があっただけに、クスッと笑える部分もあるこのお話は安心して楽しめる一冊でした。ラベルの王族の目の使い方に、魔法使いの長もようやく一目置いてくれて、明るい未来が見えたと思います。楽しいシリーズでした。
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こちらよりも
コミックス版の記憶の糸の方が、巻末にオマケ漫画が付いているのでお勧めです。
内容はあちらにもレビューしましたが坂の上の続編として文句なく面白いです。
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読み放題にて。
幽霊が見えるケイゴが、3年前に亡くなった同級生ハルの幽霊に振り回され、その彼氏だったタケちゃんと仲良くなっていくストーリー。
いつも黒い服を着ているタケちゃん×幽霊が見えるケイゴ。
タケちゃんが恋人だったハルを忘れたくない気持ち、ハルが自分は死んでしまったのだから生きている人間としてタケちゃんに幸せでいて欲しい気持ち、どちらも愛が大きくて素晴らしい。
ケイゴも、はじめはハルに体を乗っ取られてタケちゃんとしてしまったことで同情に似た気持ちだったのが、だんだんとタケちゃんの力になりたいと自ら思うようになって、ちゃんと恋愛してるのが良かったです。
タケちゃんがずっと黒い服を着ているのも、恋人を失ってずっと喪に服しているからということで、愛が重くていいなと思いました。ケイゴもいいなと羨んでいましたが、読んでいても、自分にそんな大きな愛情が向けられるのって純粋に羨ましいなと思いました。
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二人が ちょっとだけ イチャイチャしようとすると すぐさま 邪魔が入るとこ、微笑ましかったです。年上の涼平さんは 普段は ふわっふわとした人なんだけれど、キメルとこはキメル年上男性で、圭一は 感情的に行動しちゃうのが玉にキズかな、と思いました。だけれども、涼平さんも 圭一も お互いを すっごく大切にしていて、それゆえに起こる事件もあったりして。感情的に行動する圭一は 当て馬の挑発にのってしまうし、w。まぁ、でも 二人の間には 愛があるから大丈夫でした、微笑。圭一の会社の人たちが 良いモブになっていたり、ビルのオーナーの孫が圭一の宿敵、当て馬になっていたり、涼平さん、今だっていう時に たたないってどういうこと?っていうことがあったりと色々で 読み応えありました。
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期待以上
かわいいしホッコリさせられるし、ほんのちょいビター。
ストーリーもしっかりしてます。淡々とした流れが心地いい。優しい気持ちになりました。大好きです。
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単行本化は
されないのでしょうか。ヤスエイ先生の作品にしては珍しく、定番の「優しい」「ほっこり」とは一味違ったストーリーで面白かったのですが、最後に父親たちと話していろところ、兄もいたのに何も発言しなくて途中からはまるで最初からいなかったかのように顔すら出てきません。兄が宗介にあんなに恋心を抱いて執着する理由もどこにもなかったので、その辺もしっかり描いてほしかったです。
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大事な人への想いとエゴとの葛藤に悩みつつ、次の一歩を踏み出す決意がよく描かれていて良かったです。本来ならライバルになる二人の奇妙な連帯感が好きです。絵は独特のタッチですが、剥き出しの感情のナイーブさや痛々しさの描写に合っていると思います。
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