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 主人公・近藤静也は、関東最大の広域暴力団・新鮮組の総長を父親にもつ女性下着メーカーのさえないサラリーマン。 どこか頼りなさげで、父親と正反対の風貌をしている静也から、およそヤクザを想像させる雰囲気はどこにもない。 しかし父親が殺されたことから新鮮組三代目総長に…。 昼と夜のふたつの顔をもつ男・近藤静也の、厳しくも美しい、明日のヤクザを目指す物語である…！？ |
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近藤静也 父は新鮮組二代目総長・近藤勇足。 元々は下着メーカー「プリティ」に勤める堅気の生活を送っていたが、勇足の死により、組内の跡目騒動を回避するためにやむなく三代目を襲名。といっても、極道よりプリティの仕事を優先させるため、組内からはやる気のない「静かなるドン」と陰口を叩かれる。しかし実際は、静也の極道としての素質は傑出しており、本気で怒ると手がつけられない野獣と化す。 |
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鳴戸竜次 新鮮組の中でも、一番の武闘派である鳴戸組の組長。精鋭の「鳴戸うずしお軍団」を率い、新鮮組内でナンバー２の「貸元頭」を務める。 |
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猪首硬四郎 新鮮組系では古参の化石組出身。 幼いころから「若」である静也のお守り役として仕え、その成長を見守ってきた。静也にとって最高の忠臣である。 |
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海腐雄二 鬼州組五代目・沢木の懐刀で、刑務所から出所して早々、若頭に抜擢されている。地味な風貌だが、極道としては一本筋が通っている。冷静沈着な判断力と、底知れぬ胆力をそなえる。 |
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万間正造 鬼州組の中で際立っていた武闘派ヤクザ。「イケイケのいったまんま」と評される。東京の人間に激しいコンプレックスを抱いている。 |
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ビトー・アレキサンダー 彼の最大の武器は「運」。 彼を殺そうとしても、予測できない事態が起こって、妨害される。 殺そうとしても殺せない―― 「神に護られた男」 |
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馬場道山 警視庁・歌舞伎町警察署で、まむしの道山と異名を取る執念深い刑事。静也とは微妙な協力関係にある。 |
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第1巻act.1～第10巻act.8 |
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中堅下着メーカー「プリティ」のデザイナー・近藤静也。珍妙なデザインを連発するダメ社員だが、実は彼の父・勇足は関東最大の広域暴力団「新鮮組」の総長であった。素性を隠して堅気として勤めていたが、父が長州会に狙撃され死亡したことで事態は一変。組内の二大勢力、生倉と肘方の跡目争いを避けるため、母・妙は静也に三代目を襲名させる。 | |
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第29巻act.3～第39巻act.8 |
| 鬼州組六代目となった海腐との決戦の日――。 海腐の圧倒的な力量の前に絶体絶命となるが…！？ |
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第39巻act.9～第48巻act.9 |
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イタリアから世界的下着メーカーの総帥、ロベルト・コルレオーネが来日。 その裏の顔はシシリアン・マフィアのゴッドファーザー！！ |
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第67巻act.4～第77巻act.4 |
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 鬼州組に、 |
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ロシア・マフィアに宣戦布告!!  |
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第87巻act.4～第99巻act.5 |
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鬼州組本部を六本木陰獣会が襲撃し、 全面戦争に突入！！ |
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No Item 累計4,400万部突破の大ヒットコミック「静かなるドン」。作品誕生の秘密から、登場キャラクター紹介、名場面集、極道の名門・近藤家の大解剖など、「静ドン」のすべてがわかる完全ナビ本。夜の近藤静也、昼の近藤静也、新鮮組VS鬼州組、下着メーカーを取り巻く世界に、海外マフィアから警察、FBIまで圧巻の壮大な物語の全貌が明らかに!! |
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(c)新田たつお/実業之日本社
新田たつお先生コメント
作品も人の寿命も、長さではなく、いかに完全燃焼したかだと思います。
惰性で描くようになったら、やめようと決めていましたが、幸い二十四年間なんとかテンションを保って描くことができました。
最初のころは自分で納得できない出来の時もあり、落ち込んだりしましたが、「新田さんはダメな時ほど面白い」と、励ましてくれた初代担当。その後も自由に描かせてくれた歴代の担当、そして応援してくださった読者の皆様に深く感謝の意を捧げます。
超長期間のご愛読、本当にありがとうございました。
二〇一三年六月吉日
新田たつお