1Kアパ→トの恋 1巻

河野と夏、景と直道の恋の物語は、ウレシ、恥ズカシ、山アリ、谷アリ、でとっても面白かったです。しかもひょうた先生の描くメンズはカッコいい!!　目の表情なんて、ゾクゾクします。
1～3話は、高校の親友同士の河野×夏、4～6は同居している幼なじみの景と直道の話。河野と景×直道はｱﾊﾟｰﾄのお隣同士で、6話あたりから接触というか、絡んできます。景×直道はただの同居人から話はｽﾀｰﾄしてて、ﾋﾞﾐｮｰにお隣の「声や音」に…ｳﾌｯ。気になりますよね、ましてや狭い1Kでのｺﾄならば。以降、河野の前の学校でのﾄﾗﾌﾞﾙで学校を移ることになった元凶が、夏との間に亀裂をもたらします…。うぅっ、しょうがないかもしれないけど、二人がｽﾚ違ってく様を見るのは、ﾂﾗくて心が痛みます。ｲﾛｲﾛあって殴り合ったりもしちゃって、ﾓｳﾀﾞﾒﾀﾞってとこまでいったけど、また色々あり、直道のﾌｫﾛｰをきっかけに夏が冷静になって、そこからの話がまたｲｲです！　河野を抱きしめながら言う夏のｾﾘﾌにｳﾙｳﾙしちゃいました。この一件で互いを信じる気持ちがより一層強くなった気がします。ｽﾃｷな展開。
同じｸﾗｽの菅のｺﾄﾊﾞが優しかったです(10話)。11話からは、ﾉｰﾏﾙで女ともヤったことないﾁｪﾘｰちゃんだった直道に、貞操の危機がっ！　景に迫られて怯えて隣の河野ん家に逃げ込んじゃうあたり、景の事ｷﾗｲじゃないから始末に負えないところ。でも、ｺｺﾛもｶﾗﾀﾞも正直に、で、やっとﾎﾝﾄの恋人になれました、良かった。
14話から、春、それぞれの進路に別れてｽﾀｰﾄしているけど、最終的に直道の後先考えない行動が、面白い展開になってました。被害を被ったのは河野と夏。ｱﾉ最中に訪ねてくんなっ！てね。ｳﾌﾌ。
16話では、引っ越しがｷｰﾜｰﾄﾞ。4人とも今までのｺﾄを振り返っています。なんか懐かしいね。今までのやり取りがまるで自分の回想録のように思えてくるから不思議。
一気に読んじゃいましたが、息つく暇も無くこれでもかッ！てくらい色んな事があって、でもみんな幸せで。面白かったです ひょうたｷｬﾗ、かっくいーッ!! 大好きです。

純愛度、Ｈ、コミカルさ、絵の巧さ、テンポ、全てがバランス良いです🖤

ある１Кアパートの２部屋のお話。

202号室:過去に訳アリで一人暮らし中の高校生河野が片思いしているのは、親友の夏。
あるキッカケからセフレみたいになってしまい苦しむ河野と気付かず河野を抱きたがる夏。

203号室:幼なじみで同居中の大学生景とフリーター直道。
いきなり彼女ありの景から告白され、パニクる直道。

２部屋のお話が交互に描かれていて、途中から交流も生まれます。
それぞれの悩みや恋しさ、心の成長を丁寧に楽しく色っぽく描いていて飽きさせません。
それぞれに様々な問題が起きますが、たまに隣室のよしみ？で相談にのったり、イイトコロを邪魔しちゃったり😃

最終話を読む頃には、もうもう感慨深くてハピエンなのにウルル…
いつか直道達のマンションに引っ越した河野達も描いて欲しいなー。

高校生友人同士と、そのお隣に住む幼なじみ同士の物語です。

友人、そして幼なじみだからこその躊躇いや、恋をしたら男同士とか関係なく、好きな人とは一緒に居たくて繋がりたい、という気持ちが丁寧に描かれています。

特に、「好きな人に…背中に手を回したい」という台詞には、分かるっっ！ と共感しました。

程よくHもあり、話の展開も良くて、この作者さんが好きになりました。BLというよりも、普通に恋愛漫画です。ときめきました。

個人的には、何も考えてなさそうで、実は色々考えていて…。そして、真っ直ぐな夏くんが大好きです。

211ページ、1冊表題作とスピンオフが交互に半々(新装版描き下ろし16p付y)。

目次のタイトルがバラバラだったので短編集かと思ったら違った。
タイトルのように小さなアパートでの1室の話、そして隣の部屋のスピンオフ。
隣人同士だから双方に脇役で登場。
ほぼ1冊表題作の読み応えです。

相手はノーマルなのでBLではよくある男同士の葛藤とか、過去とかの話ですが、まずまず楽しく読めました。
ゆっくり丁寧に描かれているので、いっそのこと続刊でライフステージ的に未来の話も読んでみたかったです。

作者さんのお話が好きでこちらも読みました！
初期？の方なのかな？絵が少し下手（と言っても十分綺麗です）な感じと初めの方短編なのかなと思って２話の途中でやめそうになったのですが、レビュー良いので読み続けたらすぐ面白くなりました笑
未成年・高校生でタバコやお酒の描写がまだ許された頃の漫画ってなんかいいなぁと思って読みました。（逆にそういうのが許せない人はほぼ全編当たり前のように描写がありますので注意）

２カップルとも最後まで出てくるので面白かったです！