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貴公子の求婚
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貴公子の求婚

850pt/935円(税込)

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作品内容

「昨晩のそなたは、なかなかの珍味だった」
生まれてこの方一度も恋をしたこともなく、女人よりも書物を偏愛している貧乏公家の小野朝家は、ある重大な決断を迫られていた。苦しい小野家の財政を立て直すため、結婚しなくてはならないというものだ。愛する書物を守るため、憂鬱ながらも嵯峨野に暮らすという姫君のもとへ向かった朝家だが、か弱きはずの姫に反対に押し倒されてしまい…!? 貴公子と貴公子、平安の風雅な婚礼奇譚、登場!!

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  • 貴公子の求婚

    850pt/935円(税込)

    「昨晩のそなたは、なかなかの珍味だった」
    生まれてこの方一度も恋をしたこともなく、女人よりも書物を偏愛している貧乏公家の小野朝家は、ある重大な決断を迫られていた。苦しい小野家の財政を立て直すため、結婚しなくてはならないというものだ。愛する書物を守るため、憂鬱ながらも嵯峨野に暮らすという姫君のもとへ向かった朝家だが、か弱きはずの姫に反対に押し倒されてしまい…!? 貴公子と貴公子、平安の風雅な婚礼奇譚、登場!!

レビュー

貴公子の求婚のレビュー

平均評価:4.1 9件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (3.0) 平安風
    ぽんさん 投稿日:2021/4/21
    【このレビューはネタバレを含みます】 あとがきに書かれているように、平安風と思って読めばそんなには違和感なく読めるのかなと思います。 最後攻めにはもう少し頑張って欲しかったかな。 出家するって聞くまで手紙一通で放置はちょっとね…。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 低スペックは隠し味
    トリカブトさん 投稿日:2013/8/20
    この作品は「姫君の輿入れ」で出てくる脇役が主人公。 学者肌で書物が大好き、それ以外に無頓着な20代半ばの男。 現代風に言えば、「書物オタク」の変人です。 自分の出世とか、見てくれとかも気にしません。 屋敷の床が腐って穴 だらけでも修理せずに書を買うし、服は古くても破れてなければOK!!……ってアンタ。。風流さや教養がものをいう平安時代で生き残る気ないだろっって感じです じゃあっっ、すっごい容姿端麗なのか〜?と思いきや、「(よく言って)十人並みの容姿」 。。 十人並みだけだったらまだ誤魔化せるか(?)って思えたけど、「いつも口が半開きで間抜けに見える」とか「牛蒡や人参」に例えられる受って、そうはいませんよねぇ… でもホンワカ笑えるやり取りがあって、なんか楽しいんです 世間知らずだからこそ、なんの衒いもない素直で可愛い反応が、もう堪りません…。 相っっ当、大人の男としては大丈夫か!?って感じなんですが、そこがイイと言いますか… そんな書物にしか関心がなかった変人が巻き起こす、恋のアレコレ。 そしてそれに振り回されまくる、女遊びにも飽いたという色男(笑) いや〜、ニヤニヤします。 別にコメディじゃないんですけど、前作から比べたら格段にコミカルで肩の力を抜いて楽しめます。 続編出ないかな〜。 ラストに後日談の短編があるんですが、もっとやってくれていいのに〜っていうくらい面白かったです。 そんな恋人以外に聞いちゃダメでしょ…、って「変人」を窘めたくなりました…(笑) もっとみる▼
  • (5.0) 時の移り変わりと共に
    meikaiさん 投稿日:2020/6/14
    【このレビューはネタバレを含みます】 辻を1本間違えたのか違う家に夜這いしてしまい、まんまと囚われて始まった関係から、逢瀬を重ねる毎に変化していく関係。ゆっくりじっくり育む恋心なのに、最初に名を伏せたせいで拗れ絡まる関係性。読んで楽しかったです。出来れば、その後の二人をもう少し読みたかったです。 続きを読む▼
  • (5.0) 前作はまだ読んでいないのだけれど…
    coco太郎さん 投稿日:2018/5/15
    平安時代風と作者さんも後書きで書かれていましたが概ね時代背景があっているように思います。読んでいて雅な貴族が浮かびました。他の作品のスピンオフだそうですが何の違和感もなく入り込めて楽しかったです。何度も読み返せるぐらい味わい深いストーリーで した。 もっとみる▼
  • (5.0) スピンオフ
    うみさん 投稿日:2020/9/21
    姫君の輿入れに登場した友人メインのスピンオフ。前作とはまたテイストの違う面白さがあります。エロよりストーリーを推してる感じも雰囲気に合っていていいです。 でも左大臣家を右大臣家と書かれているところがあったので少し混乱しました。
  • (4.0) おもしろかったです。
    つなぎさん 投稿日:2016/1/15
    ただただ朴念仁の本好きがこんなに微笑ましいとは思いませんでした。純粋で本以外については無知っぽいところが可愛らしいです。「姫の輿入れ」という作品のスピンオフらしいですが、本編読んでなくても十分面白かったです。話のテンポも良いのでさくさく読め ます。 もっとみる▼

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