加奈子は恥ずかしくて仕方がなかった。パンティをはいていないのだ。 いま、女子大生の加奈子は、恋人のアルバイト先のオーナー、池上のいうなりになっている。パンティをとられてしまったのも、池上の指示だ。「尾崎くんとは恥ずかしいことはしないのかい?」「しません」「彼はまだ若いからね。しかたがない。そのかわり、今夜は私がうんと恥ずかしいことをしてあげよう」「なんだか……こわい……」「と言いつつ、期待している声だよ、それは」 違いますと答えかけて、加奈子の声は中断させられた。池上の指が粘膜のはざまを割って、深い部分へともぐりこんできたからだ。「ああっ、いや……」 池上の肩につかまったまま、加奈子は全身をよじって快感に耐えた。