《時代小説》
下町人情譚が多い宇江佐さん異色小説で切なく美しい名作◎ 徳川家第11代将軍家斉の息子 清水家お殿様(斉道)と庶民の娘(遊)の出会うはずもない二人が恋に落ちる儚い恋物語ですが、遊の物語でもあり家族の物語でもあって、終盤の劇的
ドラマに浸る為のミステリアスで優しさ溢れる長い序章だったのだと気付いた時の感動!!
時代小説苦手ですが宇江佐さん作品はスルスル読め情景が浮かびます。芯の強い女性が多く特にこの遊は、殿様に幸せにして貰おうとは思わず不遇の彼を理解したい人。圧倒的存在感の名も無き雷桜が凛とした遊の生き様を象徴していて感動する大好きな話。未だ観てない映画そろそろ観ようかな^^; ←10年経ってる!!
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