素人がプロの作品を評価する不遜を顧みずコメントすると、藍川女史の多くの作品に見られる順当なストーリー運び(→投稿者の主観)からすると、意欲作ではある。ネタバレさせるつもりはないので明かさないが、推理小説家裸足のエンディングに著者の引き出しの
多さを知る。
主役は質屋を営む中年男。ヘルプのホステスとの一夜の逢瀬が描かれている。変化球は結末だけではない。首尾よく結ばれた相手の女の体には・・・。とにかく意外性盛り沢山の構成に投稿者も刮目。但し、である。感想は嗜好が多分に左右するであろう。少々辛すぎるかなと思いつつ星ふたつ。であるが短編で購入価格もお手頃のため、一読をお勧めする。
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