オーダーメイドの教育で道はひらける
10年前から欧米では「脳の多様性」という言葉が使われている。「生物多様性」同様、脳にも様々な種類があり、その個性に合った環境作りがひいては社会全体を豊かにするという考え方だ。自閉症・ADHD・ディスレクシアなど7種の脳をテーマに、それぞれに合う新しい教育のあり方を提案する実践ガイド。
■目次
1章 脳の多様性
2章 活発な脳―ADHD
3章 システム化する脳―自閉症
4章 学び方のちがう人―ディスレクシア
5章 うつの贈り物―気分障害
6章 モチベーションの源―不安障害
7章 虹色の知性―知的発達の遅れ
8章 べつのキーで考える―統合失調症
9章 脳の多様性に満ちた教室
10章 脳の多様性の未来