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ライトノベル
鬼子の夢【イラスト入り】
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鬼子の夢【イラスト入り】

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作品内容

与六はその晩、村から逃げ出した──明日には領主の「もの」にされてしまうというそんな夜だった。与六は不吉な出生から「鬼子」と村中から虐げられていたが、貧しい村の生まれとは思えぬほど美しい子供だった。十五になる頃には村中の男ばかりか、実父にまで身体を弄ばれ──そしてある日、悪名高い領主の目にとまり差し出されることになってしまう。絶望し村を飛び出した与六は、谷に転落し死を覚悟したが、山に暮らす佐助という男に助けられる。その後も生活を共にするうち、与六は佐助の優しい心と熱い肌に酔い、初めて心が満たされることを知った。しかし、与六と佐助のささやかで幸せな日々、蜜月は長くは続かなかった…。

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レビュー

鬼子の夢のレビュー

平均評価:4.6 112件のレビューをみる

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高評価レビュー

ストーリーが丁寧。読み応えある。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 先日読んだ mother が読み応えのある展開で面白かったので、こちらも読んでみました。

こちらも面白かった!
どちらもあまりないストーリー、展開がしっかりしていて巧妙、読み応えに味わいがあります。

主人公たちが幸薄くて、切ない。。
主人公の遠慮深い健気さ、熊のような佐助の純真さにぐっときます。。

絡みはけっこうあるのですが、そこに至るまでの経過が丁寧なので互いの想いが伝わってきます。

良いラストでほっとしましたが、欲を言えばもう少し先の話まで、ナゾな部分もいまいち全部はわからなかったので、そのあたりの話まであったら尚良かった。

絵がきれいで雰囲気は良いのですが、、
正直、好きじゃなかった。。

この独特な絵は他作品でもよくお見かけする笠井あゆみさんだと思うのですが、まずその露出過剰な感じが見飽きてしまい好きじゃない。。

確かにお話中には表紙のようなシーンもあるし、濃い絡み描写もけっこうあるのですが、もっと2人の間には暖かい心の通うものがある。
これだと他作品によくある無理やりなSMぽい感じ、作画家さんの露出作風が出すぎで、お話のイメージとは違う感じがしました。
中の挿絵も線が多すぎて違いがはっきりせず、拡大してもよくわからない見難いものが多い(電子だからかな?)
育ちの悪い村っ子の割には足が長すぎだし。
人気の作画家さんなようですが、かなり残念でした。

ま、小説ですから絵は気にせず読めるので良いですが、もったいなかったです。
いいね
5件
2017年3月25日
ミステリー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 丸木先生の作品読むの3作目です。値引きされていましたし、笠井先生とのタッグが好きなので即買いしました。いやぁ〜…ミステリーというかホラーというか、個人的にそういうの大好きなので大変面白かったです。最初の方は、鬼の子と蔑まれ虐げられてきた与六が可哀想で、不気味な雰囲気が漂っていたのですが、逃げた先で佐助と出逢い、びっくりするほどのどかで穏やかな生活を送る2人。おどろおどろしい感じは何だったのだという感じから一変。佐助が変わっていき、方向性が変わったかと思いきや、鬼退治の者との対決…。そして落ち着いたと思ったら謎が急に明らかになって、「待って待って!え?どういうこと?そういうこと!!?」と前のページに遡り、一心不乱に読みました。いやぁ…おかしいとは思っていたんですけどね…。そういうことかぁ…。さすが丸木先生、普通に着地させないストーリーが大好きです!エロも濃厚で大満足な上、とにかく会話がかわいい!時代ものがさほど好きなわけではないのに、ハマっちゃうほどです。書き下ろしは自由を掴み取った2人の愛の続きの話で、読んで幸せな気持ちになれました。また、佐助がどうして鬼の子になったのかも明かされ、鬼と人は区別するものではなく、誰にでも心の奥底に鬼が潜んでいるからこそ、闇に堕ちてはいけないのだという現代にもつながる濃いメッセージを感じました。
いいね
3件
2022年1月31日
ホラー風味の日本BL昔話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界観や設定が安定していて、すんなり物語に入れます。岡山弁らしき方言がイイ味を出していて、通常の会話ではほっこり感を、シリアスなシーンでは恐怖感や切迫感を引き立てます。主役CPが惹かれあう心理描写が自然で、情念が匂い立つような濡れ場が何度もあって官能的でした。攻めの佐助は筋骨隆々で男性性の塊のような人ですが、ペットや受けの呼び方が可愛らしくてツボりました。受けの与六も不憫で健気なだけのキャラではなかったので、人間性に厚みがあって良かったと思います。怖さ、切なさ、穏やかさ、エロさと、メリハリのあるストーリー。自由に想像できるミステリアスな部分も含め、思いっきり作品世界に没入させられました。単にBLというだけでない、人間の業を感じさせる奥深い物語で素晴らしかったです。218ページでここまで密度の濃い物語を纏め上げる丸木先生の才能に脱帽です。
いいね
7件
2020年10月19日
鬼は人の心から生まれるもの
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼の佐助×貧乏百姓の子・与六。美しい与六は"鬼子"として虐げられる日々。村中の男、実父、果ては悪名高い領主まで……。全てに絶望した与六は村から逃亡。
谷に転落した彼を助けたのが山で暮らす佐助でした。 優しい佐助との生活で与六は初めて心が満たされ、佐助もまた与六の存在に救われます。
しかし村の男たちに再会。理不尽な暴行を受ける与六を助けたのは鬼の姿の佐助!それがきっかけで佐助は独占欲に支配され、与六を激しく緊/縛!イラストもエロも凄い!
村の依頼で鬼退治に来た修験者は最終的に愛し合う二人を哀れんで見逃してくれ、二人の静かな生活を取り戻すことができました。唯一無二の関係が印象深かったです。
恐れるあまり思い込みは現実になり、虐げてきた普通の者たちが"鬼"を作る?
いいね
3件
2022年11月26日
読後に伏線を回収する楽しみがある作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 痛い系を愛する自分としては優しすぎた感じは否めません。甘々系がお好きな方にはオススメです。攻めが優しく、庇護力に長けています。ただ、個人的な好みはさておき、全体的に文章力もあり読み進めやすかったです。そして読後に「あれはそういう意味もあったのかな?」と想像させる書き方で楽しませていただきました。ネタバレですが、受けは最終的に人だったのか、鬼だったのかわからない。という書き方になっています。その伏線として、受けが夢を見るシーンがありますが、その夢を見た後、村人が全滅します。これは受けが無意識に村人を殺してしまった?のでしょうか。
鬼、イジメ、時代ものと、ありきたりな材料です。ただ、それを形にして表現し、さらに読者を満足させる作者様に脱帽です。
いいね
3件
2019年10月19日

最新のレビュー

ずっと幸せでありますように…
「子ぉとろ 子とろ…」というおどろおどろしい遊び歌から始まり、昔の方言も相まって最初ちょっとびくびくしながら読みました。主人公の与六が不憫すぎて村のやつらに腹立って仕方なかったし。
でも佐助と出会い癒され、絡み含め2人の関係性がとても良かったです。特に番外編の第三者と佐助視点のお話が良かった。
伏線回収ははっきりとはされてないけど、多分そうだろうなーと勝手に推察し楽しめました。
とても苦労してきた分、いつまでも幸せであることを願わざるを得ない2人でした。
いいね
1件
2024年5月23日

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