１９７１年９月１３日未明、中国共産党ナンバー２の林彪を乗せた専用機がモンゴルの草原に墜落した。１年後、「林彪事件」として世界に伝わったナゾ多き事件の始まりだった。林彪は毛沢東主席、周恩来首相とどんな確執があったのか。真の「逃亡」先はどこだったのか。専用機はなぜ墜落したのか。敵対していたソ連はどう動いたのか。共産党幹部はなぜ墜落死の報に安堵したのか。土葬された遺体が再び火葬されたのはなぜか。そもそもクーデターだったのか――。当時のモンゴル政府関係者らの秘話などを交えつつ、中国の変わらぬ権力闘争の闇と林彪事件の真相を追う。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。【文字数：6400文字/単行本換算で8ページ】
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