高校数学教師の双葉と、英語教師のアズマの話、小説。海野さん「最近の部下は難解です」と「隠し事ができません」読んでて好きで作者買いです!リーマンも大学生も好きだけど、教師同士も好き!イラストの木下さんも大好き。本作は、強面だけど純情で真面目な
双葉が、爽やかイケメンアズマに翻弄されて、アズマはアズマで実は性格悪いんだけど双葉と過ごすうちにだんだんその魅力に気づいてって感じでね、お互いに表面の自分と内面の自分の違いに苦しんだり戸惑ったりしてて、でもお互いの影響で内面の自分を好きになれて。いや、アズマは違うか…?こう、お互いに影響しあって成長していく話好き。双葉がアズマに惹かれていくのも丁寧に描かれてて良かった。エチシーンで、双葉が、アズマァ…って名前を何度も呼ぶんだけど、それが妙にエロかったな。
双葉の強面っていうのが、どうしても妄想できなくてそれだけ困った。表紙が一番双葉を妄想しやすいかな。強面で乙女趣味ってBL好きだけど、いかついのに内面は純粋とか、コミックだと読みやすいんだけど小説だとどんな強面なのかなかなか想像し辛いな。
アズマの友達のマチは、スパイス的に良かったけど、登場人物も少なかったし出てくるのは良かったけど、嫌な気持ちにはさせられたかなあ。
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