(小説)
うーーん、新しいです、こういうの。
面白かった!
白雪姫がメインにありつつ、いくつかの童話エピソードを上手に合わせたストーリー。
それも後世の(読みやすい子供向けな)改訂版ではなく、初期のグロイエピソード。
確かに既
存エピソードだからネタバレしやすいかもだけど、それより、
ふんふん、ここはあの童話のエピソードね、
あぁ、これはあの童話か!
とか、パズルじゃないけど元ネタと照らし合わせみたいに読んで、別の意味でも楽しかったです(笑)。
主人公が箱入り息子のように世俗から隔離されて育ってるけど、しょっぱなからえろい(笑)!
といってもビッチなわけでもなくて、お話自体はそんなにえろえろではないです。
むしろ2人とも健気で一途、兄はマジメ!
あぁーさっさとやられてしまえ!と応援?したくなる(笑)。
ラストも異様な状況で意外な展開でしたが、ある意味これでみんな幸せで良かったのかも、とほっとするエンドで良かったです。
元の童話が残酷なだけに、時々そういう展開もあります。
血や残酷なグロイ話、近親のお話が苦手な方はご注意を!
元の古い怖い童話はちゃんと読んだことなかったんですが、これ読み始めてから調べてしまいましたよ。
フランスやドイツ(グリム)の初期の童話にあるようです。
死体を犯したり、死体愛好の説も元童話ネタでした。。
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