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対馬藩江戸家老近世日朝外交をささえた人びと

山本博文

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作品内容

将軍吉宗の代替わりに際し、来日する朝鮮通信使。江戸時代、朝鮮との外交交渉・貿易業務の窓口だった対馬藩は、朝鮮御役を拝命する。莫大な出費、形式を重んじる使節、無理解な老中たち。日朝双方の本音と建て前の間にあって、ときに詭弁を弄し、ときに脅し、ときに屈辱に耐えつつ近世の日朝「交隣」をささえた小藩の苦悩と奮闘。

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対馬藩江戸家老近世日朝外交をささえた人びと

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作品情報

ジャンル

：小説・実用書

専門書 > 人文 > 歴史学

出版社

：講談社

雑誌・レーベル

：講談社学術文庫

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2015年11月27日

ファイルサイズ

： 11.9MB

ISBN

：

9784061595514

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

対馬藩江戸家老近世日朝外交をささえた人びとのレビュー

平均評価：4.0 1件のレビューをみる

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最新のレビュー

Nya_Nya さん

(－/－) 総レビュー数：3738件

対馬は重要な場所

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ それまでの日本史における重要な出来事(白水江、元寇など)を最前線で経験した後の、江戸時代においても日本と隣国の外交の窓口役を担った、対馬の人々の頑張りがわかります。豊臣秀吉時代の一件によって基本的に国内と隣国の考え方に差が生じていた経緯があったため、対馬の宗氏が両国の合間に仲立ちして努力し続けたからこそ、通信使派遣や文化交流の発展を促すことができたというのが素晴らしいと思います。歴史の教科書ではあまり触れられない近世の対馬の事情についてクローズアップした、良書だと感じました。